コンティニュー/うらたぬき&あほの坂田

(ひざをかかえてねむった)

膝を抱えて眠った

(おくびょうばっかのへやにあめひとつ)

臆病ばっかの部屋に雨ひとつ

(ぶつかりあってどうしても)

ぶつかり合ってどうしても

(てをとりあってなんどでも)

手を取り合って何度でも

(ゆめいがいのゆめもみれずに)

夢以外の夢も見れずに

(つくえのかどにえがく)

机の角に描く

(どこまでもそらのように)

どこまでも空のように

(たかくつづいていくことをえらんだ)

高く続いていくことを選んだ

(きょうはきのうへおわかれれいにー)

今日は昨日へお別れレイニー

(このおとはふりそそぐえのぐだった)

この音は降り注ぐ絵の具だった

(いつかすべてがあめにとけても)

いつか全てが雨に溶けても

(このそらににじがかかるまで)

この空に虹が架かるまで

(でかけよう)

出掛けよう

(とけいのはりはとまらない)

時計の針は止まらない

(おとなになるのがこわいとわらった)

大人になるのが怖いと笑った

(ねえきょうはどこへいこう)

ねえ今日は何処へ行こう？

(へんじもきかないまま)

返事も聞かないまま

(きみのてをひいてあるいた)

君の手を引いて歩いた

(だれもみないようにさける)

誰も見ないように避ける

(どろみずをぬかるみを)

泥水を　ぬかるみを

(すきこのんであるいてきたんだ)

好き好んで　歩いてきたんだ

(そらにむすうのほしがあるのに)

空に無数の星があるのに

(ひとのめがきになって)

人の目が気になって

(みてみぬふりした)

見て見ぬふりした

(ここはゆめみたあのひじゃないようだ)

ここは夢見たあの日じゃないようだ

(あしあとはまっすぐあるのに)

足跡は　まっすぐあるのに

(おしえておしえてねえ)

教えて　教えてねえ

(くやしいおもいなんててのひらに)

悔しい思いなんて手の平に

(おさまらないほどした)

納まらないほどした

(いつかきっといつかきっと)

「いつかきっと　いつかきっと」

(いいきかせてさ)

言い聞かせてさ

(だけどどうやらげんじつってやつは)

だけどどうやら現実ってやつは

(ざんこくみたいだゆめは)

残酷みたいだ　夢は

(ゆめのくもまをやぶりきれずに)

夢の雲間を　破りきれずに

(きょうはきのうへおわかれれいにー)

今日は昨日へお別れレイニー

(このおとはふりそそぐえのぐだった)

この音は降り注ぐ絵の具だった

(もしもどこかにまよいこんだら)

もしも何処かに迷い込んだら

(あのそらのにじをたどって)

あの空の虹をたどって

(でかけようでかけよう)

出掛けよう　出掛けよう