嘘とタイムマシン

(なにもかんじてないとでも)

何も感じてないとでも

(きみはおもってるのですか)

君は思ってるのですか

(たしかにぼくがわるいことも)

確かに僕が悪い事も

(たらないこともあるでしょう)

足らない事もあるでしょう

(だからといってぼくは)

だからと言って僕は

(きみをすべてしってるわけじゃないから)

君を全て知ってる訳じゃないから

(きみをきずつけることだって)

君を傷つける事だって

(ときにはきっとあるでしょう)

時にはきっとあるでしょう

(ぼくのことばはいつだって)

僕の言葉はいつだって

(はんぶんもつたわらないから)

半分も伝わらないから

(ひとよりおおくいいたいのに)

人より多く言いたいのに

(これもぼくがわるいのですか)

これも僕が悪いのですか

(きみもきっとおなじように)

君もきっと同じ様に

(もどかしくかんじるのでしょう)

もどかしく感じるのでしょう

(ぼくはきづかないふりをして)

僕は気づかないフリをして

(いつものようにわらうのでしょう)

いつもの様に笑うのでしょう

(わかりにくくないですか)

分かり難く無いですか

(きづかないのがつみですか)

気付かないのが罪ですか

(できることがえらいですか)

出来る事が偉いですか

(ぼくはそんなよわいですか)

僕はそんな弱いですか

(どうしようもないばかですか)

どうしようも無い馬鹿ですか

(すくいようないばかですか)

救いよう無い馬鹿ですか

(らららら)

らららら

(きがめいってすきなものもきらいになって)

気が滅入って好きな物も嫌いになって

(きらら)

きらら

(ひがさしてすぐにわすれて)

日が差してすぐに忘れて

(いいたいこともいえないのも)

言いたい事も言えないのも

(きみからめをそらすことも)

君から目を逸らす事も

(わずかにのこるきぼうだって)

僅かに残る希望だって

(いつでもふみにじるのでしょう)

いつでも踏みにじるのでしょう

(きみはまたおなじことを)

君はまた同じ事を

(くりかえしてゆくのでしょう)

繰り返してゆくのでしょう

(そんなにじぶんがすきならば)

そんなに自分が好きならば

(ひとりでいきていけばいい)

一人で生きていけば良い

(もうやだならここから)

もうヤダならココから

(すぐいますぐきえてよ)

すぐ今すぐ消えてよ

(ほんとにわからないのですか)

本当に分からないのですか

(ほんとにきづかないのですか)

本当に気付かないのですか

(みえているんじゃないですか)

見えているんじゃないですか

(ほら)

ほら

(きみはたしかによわいですが)

君は確かに弱いですが

(どうしようもないばかですが)

どうしようも無い馬鹿ですが

(すくいようはありますか)

救いようはありますか

(あはは)

あはは

(まがさしてきみのことがきらいになって)

魔が差して君の事が嫌いになって

(きりり)

キリリ

(いがいたくてもうなきたいわ)

胃が痛くてもう泣きたいわ

(いつもじぶんのことをまもるだけで)

いつも自分の事を守るだけで

(もうはなしになんてならないばかやろ)

もう話になんてならないバカヤロ

(はわわ)

はわわ

(すぐおこってひとのことをきずつけて)

すぐ怒って人の事を傷付けて

(わわわ)

わわわ

(おちこんでまたくりかえす)

落ち込んでまた繰り返す

(うぅ)

うぅ

(らららら)

らららら

(きがめいってすきなものもきらいになって)

気が滅入って好きな物も嫌いになって

(きらら)

キララ

(ひがさしてすぐにわすれて)

日が差してすぐに忘れて