最前列へ

(ひとのせなかはふしぎだいつもなにかかたってる)

人の背中は不思議だ いつも何か語ってる

(ちゃんとことばにするよりしょうじきだよ)

ちゃんと言葉にするより 正直だよ

(ぼくはまえにはたたないほんねしられてしまうし)

僕は前には立たない 本音知られてしまうし

(そんなうつわじゃないんだめだちたくない)

そんな器じゃないんだ 目立ちたくない

(だれかのあとをついてくほうがなんとなくらくだろう)

誰かの後を ついてく方が 何となく楽だろう

(おおぜいのひとのなみながされてくのがじんせい)

大勢の人の波 流されてくのが人生

(だけどあるひぼくはきづく)

だけどある日 僕は気づく

(まえのけしきみてないことを)

前の景色 見てないことを

(そのさきになにがある？ぜんりょくでせのびしても)

その先に何がある？ 全力で背伸びしても

(しせんふさぐせなかがじゃまだ)

視線塞ぐ背中が邪魔だ

(さいぜんれつへさいぜんれつへ)

最前列へ 最前列へ

(はじめていしをもったよまけたくない)

初めて意思を持ったよ 負けたくない

(ぼくのせなかもだれかがきっとじっとながめてる)

僕の背中も誰かが きっとじっと眺めてる

(なにをおもっているのかよまれてる)

何を思っているのか 読まれてる

(こうじょうしんというのはいつだってはずかしいし)

向上心というのは いつだって恥ずかしいし

(きそいあうのはにがてだゆずりたくなる)

競い合うのは苦手だ 譲りたくなる

(らいばるなんていしきしなかった)

ライバルなんて 意識しなかった

(にばんめでかまわない)

二番目で構わない

(あしあとのないみちはつかれるだけだしさけたい)

足跡のない道は 疲れるだけだし避けたい

(そんなあるひおしえられた)

そんなある日 教えられた

(しげきてきなみちなるせかい)

刺激的な 未知なる世界

(だれよりももっとまえに)

誰よりも もっと前に

(たたなくちゃわからない)

立たなくちゃ 分からない

(さえぎられないかぜをうけよう)

遮られない風を受けよう

(さいぜんれつへさいぜんれつへ)

最前列へ 最前列へ

(いつしかめざしはじめたまえにでよう)

いつしか目指し始めた 前に出よう

(だけどあるひぼくはきづく)

だけどある日 僕は気づく

(まえのけしきみてないことを)

前の景色 見てないことを

(そのさきになにがある？ぜんりょくでせのびしても)

その先に何がある？ 全力で背伸びしても

(しせんふさぐせなかがじゃまだ)

視線塞ぐ背中が邪魔だ

(さいぜんれつへさいぜんれつへ)

最前列へ 最前列へ

(はじめていしをもったよまけたくない)

初めて意思を持ったよ 負けたくない