黒い雫

(ひじょうむじょうのうきよにこそさくはなよかなしみしらずよろこびだけじゃひらけない)

非常無常の　浮世にこそ咲く花よ　悲しみシラズ　喜びだけじゃ開けない

(かんぜんむひふじゅんぶつのないせかいへとにげこむのはそろそろおひらきにしよう)

完全無比　不純物のない世界へと　逃げ込むのは　そろそろお開きにしよう

(ひとしずくおとすくろまっしろなこころへよごれるんじゃないふかくなれ)

ひと雫　落とす黒　真白な心へ　汚れるんじゃない　深くなれ

(さあ、おいであくをけしちゃさばきもないごうもじょうもしょうかしてく)

さあ、おいで　悪を消しちゃ裁きもない　業も情も昇華してく

(きれいごとをふりかざすなすいもあまいももうらして)

綺麗ごとを　振りかざすな　酸いも甘いも網羅して

(あれのにはなうらみつらみあれどさけるはなぜ？)

荒れ野に花　ウラミツラミ　あれど咲けるは何故？

(かなしみさえあいせるのようつくしくあれ)

哀しみさえ愛せるのよ　美しくあれ

(うつくしくあれ)

美しくあれ

(たじょうたこんのこころなれどいとしいものひとはふりこおおきくふりゃばくはつする)

多情多恨の　心なれど愛しいもの　人は振り子　大きく振りゃ爆発する

(ひとしずくおとすつみけがれぬこころへいたくなるほどあいになれ)

ひと雫　落とす罪　汚れぬ心へ　痛くなるほど　愛になれ

(やっかいねやみをけしちゃひかりもないそうもｌｏｗもれっかしてく)

厄介ね　闇を消しちゃ　光もない　躁もLowも劣化してく

(かなしみからひきだすのよあいとせいぎのめいろを)

悲しみから　引き出すのよ　愛と正義の迷路を

(あれのにはなうらみつらみあれどさけるはなぜ？)

荒れ野に花　ウラミツラミ　あれど咲けるは何故？

(いっしゅんのためだれかのためうつくしくなれ)

一瞬のため　誰かのため　美しくなれ

(ああ、やっかいねあくをけしちゃさばきもないごうもじょうもしょうかしてく)

嗚呼、厄介ね　悪を消しちゃ　裁きもない　業も情も昇華してく

(きれいごとをふりかざすなすいもあまいももうらして)

綺麗ごとを振りかざすな　酸いも甘いも網羅して

(あれのにはなうらみつらみあれどさけるはなぜ？)

荒れ野に花　ウラミツラミ　あれど咲けるは何故？

(かなしみさえあいせるのようつくしくあれ)

哀しみさえ愛せるのよ　美しくあれ

(うつくしくあれ)

美しくあれ