夢追いの地図をひろげて

(さよならきのうよまちよともよ)

さよなら　昨日よ、街よ、友よ

(だいじょうぶさおそれずにたちむかおうみなれてるまちのなか)

大丈夫さ恐れずに立ち向かおう 見慣れてる街の中

(おれはいっぽふみだそうまたいつかあえるから)

俺は一歩踏み出そう またいつか会えるから

(くろいろのあたっしゅけーすわきにひきずりおれはでていく)

黒色のアタッシュケース 脇に引きずり俺は出て行く

(げんかんとびらしめたらしばらくとうぶんもどれないもぬけのから)

玄関扉 閉めたらしばらく 当分戻れないもぬけの殻

(かえってきたときかびんのはなはかれているのだろうか)

帰ってきたとき 花瓶の花は枯れているのだろうか

(なんだかさびしいきもちにひたってるひまはないからおいていこう)

なんだか寂しい気持ちに浸ってる暇はないから置いていこう

(いつもあたらしいはじまりはむねがどきどきするけどさ)

いつも新しい始まりは胸がドキドキするけどさ

(ひとはいつでもかことみらいのまんなかのいまをいきていくよ)

人はいつでも過去と未来の真ん中の「今」を生きていくよ

(あせるひつようはないじぶんのぺーすいきろａｌｉｖｅ)

焦る必要はない 自分のペース生きろalive

(いつかこのまちであえるさかたをならべてよをあかそう)

いつかこの街で会えるさ 肩を並べて夜を明かそう

(さよならきのうよまちよともよ)

さよなら　昨日よ、街よ、友よ

(だいじょうぶさおそれずにたちむかおうみなれてるまちのなか)

大丈夫さ恐れずに立ち向かおう 見慣れてる街の中

(おれはいっぽふみだそうまたいつかあえるから)

俺は一歩踏み出そう　またいつか会えるから

(はるなつあきふゆかぜにふかれ)

春夏秋冬　風に吹かれ

(さよならのかずだけいきていこうみなれてるまちをせに)

さよならの数だけ生きて行こう 見慣れてる街を背に

(おれはいっぽふみだそうまたいつかあえるから)

俺は一歩踏み出そう　またいつか会えるから

(そらをみあげたわたりどりとんでいた)

空を見上げた 渡り鳥飛んでいた

(どうにかなるさひとりつぶやきたばこにひをつける)

「どうにかなるさ」一人つぶやき タバコに火を付ける

(まよなかのこうえんよるのむこうでなにかがはじまるよかんがしているよ)

真夜中の公園 夜の向こうで 何かが始まる予感がしているよ

(まいにちおおげさすぎるぐらいのどらまをきたいしてた)

毎日大袈裟過ぎるぐらいのドラマを期待してた

(きよわなまでにおさなきぷらいどをむやみにふりまわしてあるき)

気弱なまでに幼きプライドを無闇に振り回して歩き

(じゆうということばにとりつかれていつしかそれがふじゆうにおもえたときに)

自由という言葉に取り憑かれていつしかそれが不自由に思えたときに

(おれはまたひとつおとなになるんだ)

俺はまたひとつ大人になるんだ

(あのときあのばしょあのしゅんかん)

あの時、あの場所、あの瞬間

(おれらはおなじゆめをみていたかわりゆくときのなかで)

俺らは同じ夢を見ていた 変わり行く時の中で

(かわらないものあしたへとつれていこう)

変わらないもの　明日へと連れて行こう

(さよならありがとうｇｏｏｄｂｙｅｍｙｆｒｉｅｎｄ)

さよなら　ありがとう　goodbye,myfriend

(とおくできこえるでんしゃのおと)

遠くで聞こえる電車の音

(ねむってるまちにやがてひがのぼりあたらしいあさがくる)

眠ってる街にやがて日が昇り　新しい朝が来る

(みなれてるまちをせにおれはいっぽふみだそう)

見慣れてる街を背に俺は一歩踏み出そう

(またいつかあえるから)

またいつか会えるから