真夜中のサーカス

(きらびやかなあかりにてらされてうかぶまんげきょう)

綺羅びやかな明かりに照らされて浮かぶ万華鏡

(ああそうさここがそうなんだろうちじょうのらくえん)

ああそうさここがそうなんだろう　地上の楽園

(さあおいでさあさあよっといでだれかのよびごえがひびく)

さあおいで　さあさあ　寄っといで　誰かの呼び声が響く

(こよいもたのしいうたげがはじまるああ)

今宵も楽しい宴が始まる　嗚呼

(ほんじつおみせしますはもうじゅうのぱんとまいむです)

本日お見せしますは　猛獣のパントマイムです

(よにもきそうてんがいふしぎなしょーさ)

世にも奇想天外　不思議なショーさ

(ちゅうをまうとりたちのむれ)

宙を舞う　鳥達の群れ

(みごととべたならばはくしゅを)

「見事飛べたならば拍手を！」

(かくごをきめたら１．２．３)

覚悟を決めたら1.2.3

(きらきらひかるぶたいにおどりくるうひとかげ)

キラキラ光る舞台に踊り狂う人影

(ここはどこだっけわすれておどろうばららいか)

ここはどこだっけ？　忘れて踊ろうバラライカ

(はりは１２じをまわれどまだまくはおりるけはいはない)

針は12時を回れど　まだ幕は降りる気配はない

(なんだこりゃなんだってさまなつのよのゆめ)

なんだこりゃ　なんだってさ　真夏の夜の夢

(おどけたぴえろがわらえばそうどこかでだれかがわらう)

おどけたピエロが笑えば　そう、どこかで誰かが笑う

(いつのまになまえをよばれてぶたいにあげられ)

いつの間に名前を呼ばれて　舞台に上げられ

(せなかをおすぐんしゅうのこえ)

背中を押す　群衆の声

(つぎにとぶのはじぶんのばん)

次に飛ぶのは　自分の番

(よばれておされて１．２．３．４)

呼ばれて押されて1.2.3.4

(らららくるくるまわるせかいと)

ラララ　クルクル回る世界と

(せまりくるすてーじにここはどこだっけ)

迫りくるステージに　ここはどこだっけ？

(そんなことはどうでもいいのよらいら)

「そんな事はどうでもいいのよ♪」　ライラ

(きづけばぜんしんみずにつかってさーかすはどこへ)

気付けば全身、水に浸かって　サーカスはどこへ？

(むこうぎしにかすかにみえる)

向こう岸に微かに見える

(そうたいまつをもったようせいがこちらにむかってほほえんだ)

そう　松明を持った妖精が　こちらに向かって微笑んだ

(ああきらきらひかるみなもとおどりくるうひとかげ)

嗚呼　キラキラ光る水面と踊り狂う人影

(ここはどこだっけわすれてしまえよばららいか)

ここはどこだっけ？忘れてしまえよバラライカ

(そうよるのさーかすさらうよこよいもたましいごと)

そう　夜のサーカス　さらうよ今宵も魂ごと

(そうだおもいだしたおどろうばららいか)

そうだ思い出した　踊ろうバラライカ

(よるはながいどこまでもつづく)

夜は長い　どこまでも続く