告白　supercell

(もしもぼくのためきみがみをていしてぼくのかわりにしんでしまったなら)

もしも僕のため君が身を挺して僕の代わりに死んでしまったなら

(そんなせかいにのこされたぼくはひとりなにをおもえばいい)

そんな世界に残された僕は一人何を思えばいい

(おぼえてるかなきみをすきになったぼくはおもいついたんだ)

覚えてるかな　君を好きになった僕は思いついたんだ

(にこりともしないきみをぜったいにわらわせてやろうってね)

にこりともしない君を絶対に笑わせてやろうってね

(だけどそんなかんがえはみごとにうちくだかれた)

だけどそんな考えは見事に打ち砕かれた

(ぼくはけっきょくひとりでわらってばかりいたんだ)

僕は結局一人で笑ってばかりいたんだ

(「まるでこれじゃどうけしだ、きみのせんぞくでございます」)

「まるでこれじゃ道化師だ、君の専属でございます」

(なんておどけていったってまったくむはんのうで)

なんておどけて言ったって全く無反応で

(わらえきみのためにぼくはなんどだって)

笑え　君のために僕は何度だって

(くしゃくしゃになってむちゃくちゃになっていうよ)

くしゃくしゃになって無茶苦茶になって言うよ

(なきたいくらいにわらえるくらいすきだよってさ)

泣きたいくらいに笑えるくらい好きだよってさ

(ときをかさねおもいをかさねそうやってずっとちかくにいて)

時を重ね想いを重ね　そうやってずっと近くにいて

(あたりまえだったきみがいなくなってそのおもさをしったんだ)

当たり前だった君がいなくなってその重さを知ったんだ

(あのひそのてをはなさずつよくつかまえてたなら)

あの日その手を離さず強くつかまえてたなら

(ぼくはけっきょくひとりでじこまんぞくしていただけ)

僕は結局一人で自己満足していただけ

(「まるでこれじゃうそつきだ、きみのためとかいっちゃって」)

「まるでこれじゃ嘘つきだ、君のためとか言っちゃって」

(そうつぶやいたことばでさえとどかなくて)

そうつぶやいた言葉でさえ届かなくて

(はしれきみのもとへ)

走れ　君のもとへ

(ぼくはなんどだってころんでやるまよってやる)

僕は何度だって転んでやる　迷ってやる

(まっていていますぐにいくからどんなこんなんがそこにあっても)

待っていて今すぐに行くからどんな困難がそこにあっても

(それはうんめいのはずだったきみとぼくはとわにともに)

それは運命のはずだった君と僕は永久にともに

(なのにきみだけいないのならばぼくはときをかけてあいにいくよ)

なのに君だけいないのならば僕は時を駆けて会いに行くよ

(「そしてきみがみずからをぎせいにしてぼくをたすけてくれたのならば)

「そしてキミが自らを犠牲にして僕を助けてくれたのならば

(こんどこそぼくはきみをまもってみせるからぼくをしんじて」)

今度こそ僕は君を守ってみせるから僕を信じて」

(わらえきみのためにぼくはなんどだって)

笑え　君のために僕は何度だって

(くしゃくしゃになってむちゃくちゃになって)

くしゃくしゃになって無茶苦茶になって

(せかいがあしたにおわろうとも)

世界が明日に終わろうとも

(つかめきみのそのてをぼくはもうぜったいにはなしはしない)

掴め　君のその手を僕はもう絶対に離しはしない

(やくそくしようぼくにこのいのちあるかぎりかならずしあわせにしよう)

約束しよう僕にこの命ある限り必ず幸せにしよう

(なんどだってわらわせるからだからぼくについてきてほしい)

何度だって笑わせるからだから僕についてきてほしい

(いいだろう？)

いいだろう？