コードブルー　名言

(そのからだじゃわたしをささえられないっておもってるんだったら、そのぶん、こころでささえて。)

その体じゃ私を支えられないって思ってるんだったら、その分、心で支えて。

(もとめるのはひかりそのものじゃない。ひかりをいっしょにさがすことのできるなかまだ。)

求めるのは光そのものじゃない。光を一緒に探すことのできる仲間だ。

(だめならむきをかえて、またあるきだせばいい。なかまとともに。)

ダメなら向きを変えて、また歩き出せばいい。仲間とともに。

(そのとおりだ。)

その通りだ。

(だれよりもはやく、おれはめいいになる。)

誰よりも早く、俺は名医になる。

(いきててなんぼなんだよ、にんげんは。いきてなきゃなにもはじまんねぇ。)

生きててなんぼなんだよ、人間は。生きてなきゃ何も始まんねぇ。

(そのわずかなじかんが、ときにじんせいのいみをかえる。そのためにうでをみがく。)

そのわずかな時間が、時に人生の意味を変える。そのために腕を磨く。

(であいのけつまつには、かならずわかれがあるということだ。)

出会いの結末には、必ず別れがあるということだ。

(そう、ひとはきせきをねがわずにはいられないということだ。)

そう、人は奇跡を願わずにはいられないということだ。

(じぶんさがしでみつかるのは、たいていはいやになるようなみじめなじぶん。)

自分探しで見つかるのは、大抵は嫌になるようなみじめな自分。

(じぶんのいきたいまが、あしたにはかこのおもいでとなる。)

自分の生きた今が、明日には過去の思い出となる。

(ひつようなの、あなたが。あなたもひかりなの、わたしたちの。)

必要なの、あなたが。あなたも光なの、私たちの。

(こころのきずは、きっとひつようなものだ。)

心の傷は、きっと必要なものだ。

(おまえはいしゃだ。ひとをすくえ。)

お前は医者だ。人を救え。

(よわいんだよ、ひとは。でもいしゃはつよくなきゃいけない。むずかしいな。)

弱いんだよ、人は。でも医者は強くなきゃいけない。難しいな。

(しんでしまうとわかったから、いきているじかんがいとおしいっておもえた。)

死んでしまうとわかったから、生きている時間が愛おしいって思えた。

(おれたちがいきているこのせかいは、きせきであふれているのかもしれない。)

俺たちが生きているこの世界は、奇跡で溢れているのかもしれない。

(しらいし、しきかんになれ。)

白石、指揮官になれ。

(だってどこにいたって、あなたはぜったいいのちからにげない。)

だってどこにいたって、あなたは絶対命から逃げない。

(ほとんどかなうことのないねがい。それでもひとは、ねがいをたくす。)

ほとんど叶うことのない願い。それでも人は、願いを託す。

(いましかない。だったらいまこのしゅんかんをどういきるかですよ。)

今しかない。だったら今この瞬間をどう生きるかですよ。

(やみのなかにいるときこそきあいであかるくするんだよ。そしたらまわりもみえてくるから)

闇の中にいる時こそ気合いで明るくするんだよ。そしたら周りも見えてくるから

(だれかをゆうきづけたいとおもったときは、わらってあげればいい。)

誰かを勇気づけたいと思ったときは、笑ってあげればいい。

(わたしたちいしゃにはつぎがあるけど、かんじゃさんはいのちをおとしたらもうつぎはないの。)

私たち医者には次があるけど、患者さんは命を落としたらもう次は無いの。

(つらいまいにちをふたりでのりこえていくためにけっこんするんだ。おれはそうおもう。)

辛い毎日を二人で乗り越えていくために結婚するんだ。俺はそう思う。

(でもいまやらないで、もしあなたがしんだらぼくもうじぶんをゆるすことはできません)

でも今やらないで、もしあなたが死んだら僕もう自分を許すことはできません

(たった１まい、たった６ぎょう。この６ぎょうはたくみくんが１７ねんかんいきたあかし。)

たった１枚、たった６行。この６行は匠くんが17年間生きた証。

(たいせつなにんげんに、むねをはってたいせつだといえることが、いかにとうといものなのか。)

大切な人間に、胸を張って大切だと言えることが、いかに尊いものなのか。