砂上の楼閣
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歌詞(問題文)
(ときのいとでかざられたにんぎょうのすみかは)
時の糸で飾られた人形の住処は
(すなどけいのすなのうえ、うつくしきみゅーじあむ)
砂時計の砂の上、美しきMUSEUM
(しょーけーすのかぎが)
ショーケースの鍵が
(さびついてしまって)
錆びついてしまって
(こわれていたことにさえ)
壊れていたことにさえ
(きづかずにいた)
気づかずにいた
(とどめていたじかんはさらさらとくずれていく)
留めていた時間はサラサラと崩れていく
(ひとつぶにとじこめたついおくはたそがれにゆっくりとけていく)
一粒に閉じ込めた追憶は黄昏にゆっくり溶けていく
(えがいていたかんぺきがはかなくきえるとき)
描いていた完璧が儚く消えるとき
(がらすのなかみちていためろでぃーがあふれた)
硝子のなか満ちていたメロディーが溢れた
(おもかげはないのに)
面影はないのに
(なつかしいうたごえ)
懐かしい歌声
(しずけさにひびきわたる)
静けさに響き渡る
(おもいのすべて)
想いのすべて
(らくようにてらされたびーどろのひとみのおく)
洛陽に照らされたビードロの瞳の奥
(かがやきがともるなら、えいえんというゆめにつげようさよならを)
輝きが灯るなら、永遠という夢に告げよう…さよならを
(ああただくだけちるだけでも)
嗚呼…ただ砕け散るだけでも
(きざむのはきずじゃない)
刻むのは疵じゃない
(かかえたおもいのすべて)
抱えた想いのすべて
(とどめていたじかんはさらさらとくずれていく)
留めていた時間はサラサラと崩れていく
(ひとつぶにとじこめたついおくはこのむねに)
一粒に閉じ込めた追憶はこの胸に
(げんそうのすなのうえ、うつくしきみゅーじあむに)
幻想の砂の上、美しきMUSEUMに
(いとのないにんぎょうのかさねたうたごえは)
糸のない人形の重ねた歌声は
(しずかにひびいてく)
静かに響いてく