心情呼吸

(とどけたくてまもりたくてながれるなみだは)

届けたくて　守りたくて　ながれる涙は

(どれだけうつくしいんだろう)

どれだけ美しいんだろう

(おもいのままにうれしいといえるうれしさがあって)

思いのままに嬉しいと言える嬉しさがあって

(こころのままにさみしいといえないさみしさがあって)

心のままに淋しいと言えない淋しさがあって

(かなしさだってすなおにかなしいといえるなら)

悲しさだって　素直に悲しいと言えるなら

(ききうれしくなるよありのままを)

嬉々　嬉しくなるよ　ありのままを

(とどけたくてないてるんだ)

届けたくて　泣いてるんだ

(とどかなくてないてるんじゃない)

届かなくて　泣いてるんじゃない

(わらいたくてしんじたくてながれるなみだは)

笑いたくて　信じたくて　ながれる涙は

(どれだけうつくしいんだろう)

どれだけ美しいんだろう

(ぼくだけしかしらなかったはずのこのこころが)

僕だけしか知らなかったはずのこの心が

(ほんとうはだれかにとどけるためにうまれてやどったこころだとしたら)

本当は誰かに届けるために生まれて宿った心だとしたら

(いくつもあかりをつないであゆみゆくおもいこそひかりへ)

いくつも明かりを繋いで　歩みゆく思いこそ光へ

(もうごまかさないよおもいのたけを)

もう　ごまかさないよ　思いのたけを

(まもりたくてないてたんだ)

守りたくて　泣いてたんだ

(まもれなくてないてたんじゃない)

守れなくて　泣いてたんじゃない

(あゆまなくてはじまらなくてこぼれたなみだは)

歩まなくて　始まらなくて　こぼれた涙は

(どれだけかなしいんだろう)

どれだけ悲しいんだろう

(なにかをしんじるためなにかをうたがってるなら)

なにかを信じるため　なにかを疑ってるなら

(じゃあいったいぼくはしんじてんのかうたがってんのか)

じゃあいったい僕は信じてんのか　疑ってんのか

(どっちそっちばかばかみたい)

どっち　そっち　ばか　ばか　みたい

(うそのうそをほんとうにしても)

嘘の嘘を本当にしても

(こうふくはわらってますかこうふくにわらわれてますか)

幸福は笑ってますか　幸福に笑われてますか

(うれしいきもちがうれしいままでいられるように)

嬉しい気持ちが嬉しいままでいられるように

(もうこのこころをいつわることなどないように)

もうこの心を偽ることなどないように

(みばえよくきせたきようさはぬぎすてて)

見栄えよく着せた器用さは脱ぎ捨てて

(しんじょうはありのままで)

心情はありのままで

(とどけたくてないてるんだ)

届けたくて　泣いてるんだ

(とどかなくてないてるんじゃない)

届かなくて　泣いてるんじゃない

(わらいたくてしんじたくてながれるなみだは)

笑いたくて　信じたくて　ながれる涙は

(どれだけうつくしいんだろう)

どれだけ美しいんだろう

(どれだけうれしいんだろう)

どれだけ嬉しいんだろう