ひとひら

(こんなにまたせてごめんねずっとそうゆきがねふっていた)

こんなに待たせてごめんね ずっとそう雪がね 降っていた

(あのふゆぐもがそらからきえたらあいにいくつもりでいたのよ)

あの冬雲が空から消えたら 会いに行くつもりでいたのよ

(いろんなひとがいるこのせかいふみだすゆうきをもてなくって)

いろんな人がいるこの世界 踏み出す勇気を持てなくって

(すきというきもちにかぎをかけてたけどみてよひかりがさしてる)

好きという気持ちに鍵をかけてたけどみてよ 光が射してる

(あなたのなまえおもいきりよんで)

あなたの名前思い切り呼んで

(だきしめてもらうためにかけだしてみる)

抱きしめてもらうために駆け出してみる

(ふきすさぶかぜもうさむくなんてないわこいがきゅっときゅっとはじまった)

吹きすさぶ風 もう寒くなんてないわ 恋がキュッとキュッと始まった

(あなたのこえをいまきかせてよ)

あなたの声を今聞かせてよ

(はなさないもういちどやくそくしてください)

離さない もう一度約束してください

(むねのいたみをまわたでつつむようにひとひらのきすでくちびるふれてみて)

胸の痛みを真綿で包むようにひとひらのキスで唇触れてみて

(ほんとはわたしもずっとあなたのことだけおもってた)

ほんとは私もずっとあなたのことだけ想ってた

(じかんやきょりやゆめやげんじつそんなのきにしなくていいのね)

時間や距離や夢や現実 そんなの気にしなくていいのね

(だれにもつたわらないなみだをうけとめられるひとになりたい)

誰にも伝わらない涙を受け止められる人になりたい

(たとえばあなたにはえがおのうらのかげりさえみせていてほしい)

例えばあなたには笑顔の裏の翳りさえ見せていてほしい

(あなたのひとみうつっているのが)

あなたの瞳 映っているのが

(あなたのこといちばんあいしてるひとよ)

あなたのこと一番愛してる人よ

(おさえこんでたいとしいきもちこんやあつくぜんぶぜんぶつたえたい)

抑え込んでた愛しい気持ち今夜 熱く全部全部伝えたい

(ためらわないでとまどわないわ)

ためらわないで 戸惑わないわ

(いつだってわたしうばいにきておねがい)

いつだって私奪いに来てお願い

(まもるものなどたったひとつでいいひとひらのあいをねえずっとまもりたい)

守るものなどたったひとつでいい ひとひらの愛をねえずっと守りたい

(うつむいた)

うつむいた

(わたしのほおをてのひらではさんであなたのひとひらぬくもりこのふゆのひとひら)

私の頬を手の平で挟んであなたのひとひらぬくもりこの冬のひとひら

(あなたのなまえおもいきりよんで)

あなたの名前思い切り呼んで

(だきしめてもらうためにかけだしてみる)

抱きしめてもらうために駆け出してみる

(ふきすさぶかぜもうさむくなんてないわこいがきゅっときゅっとはじまった)

吹きすさぶ風 もう寒くなんてないわ 恋がキュッとキュッと始まった

(あなたのこえをいまきかせてよ)

あなたの声を今聞かせてよ

(はなさないもういちどやくそくしてください)

離さない もう一度約束してください

(むねのいたみをまわたでつつむようにひとひらのきすでくちびるふれてみて)

胸の痛みを真綿で包むようにひとひらのキスで唇触れてみて