星の雨

(あいするひとをあいしたいからけんめいにいきて)

愛する人を愛したいから　懸命に生きて

(いのちのきせきさえぎるようにじだいはぼくをためす)

命の軌跡遮るように　時代は僕を試す

(からだのなかでみゃくうつちしおみんなおなじいきものだ)

体の中で脈打つ血潮　みんな同じ生き物だ

(なのにぼくらはくらべたがるのこどくにおびえないで)

なのに僕らは比べたがるの？　孤独に怯えないで

(うつくしいこのほしでうまれはぐくんできたいのちのともしびもやして)

美しいこの地球で産まれ　育んできた命の灯燃やして

(みあげてみてよぞら)

見上げてみて夜空

(いまほしのあめかぜがかおるこのせかいをやさしくつつみこんでくれるそら)

今、星の雨　風が香る　この世界をやさしく包み込んでくれる空

(ぼくたちはこのてでねがいうかべてみよう)

僕たちはこの手で　願い浮かべてみよう

(かれないゆめをのせて)

枯れない夢を乗せて

(ほらほしのあめふりだしてくなみだもかなしみもすべてあらいながして)

ほら、星の雨　降り出してく　涙も悲しみもすべて洗い流して

(といかけたみらいがぼくらにこたえくれた)

問いかけた”未来”が僕らに答えくれた

(しんじることをあきらめないでひとはよわいもの)

信じることをあきらめないで　人は弱い者

(たまにまちがいまよったりするだからゆるしあおうよ)

たまに間違い迷ったりする　だから許し合おうよ

(うみのようにひろいこころならあなたのかたをやさしくつつみこめるのに)

海の様に広い心なら　あなたの肩を優しく包み込めるのに

(ふれてみるよきみに)

触れてみるよ君に

(いまなみのこえみみをすますおもいのふねがきみにたどりつけるようにねがう)

今、波の声　耳を澄ます　思いの船が君にたどり着けるように願う

(だれにもうばえないあいをおりかさねて)

誰にも奪えない　愛を折り重ねて

(はてないうみをこえて)

果てない海を越えて

(ほらなみのこえみちびいてくよろこびときぼうのひかりをかかげている)

ほら、波の声　導いてく　喜びと希望の光を掲げている

(あのさきにまだみぬであいがまっている)

あの先にまだ見ぬ出会いが待っている

(たいせつなひとにたいせつなことばをすぐにとどけたくて)

大切な人に大切な言葉をすぐに届けたくて

(はしるといきはまたあのそらにとけてのまれてゆく)

走ると息はまたあの空に溶けて飲まれてゆく

(いま、ほしのあめかぜがかおるこのせかいのどこかでみあげているだろうそら)

今星の雨　風が香る　この世界のどこかで見上げているだろう空

(ぼくたちはこのてでねがいうかべてみよう)

僕たちはこの手で　願い浮かべてみよう

(はかなくのぼってくよ)

儚く昇ってくよ

(ほらほしのあめふりだしてくなみだもかなしみもすべてあらいながして)

ほら、星の雨　降り出してく　涙も悲しみもすべて洗い流して

(たいせつなあいがきぼうへとかわってく)

大切な”愛”が”希望”へと変わってく

(いのちはここでいきている)

”命”はここで生きている…