ほろ酔い/あいみょん

(ふるぼけたすなっくでひとり)

古ぼけたスナックで一人

(しゃれたかくてるのみほしてさ)

洒落たカクテル飲み干してさ

(またおまえのことおもいだす)

またお前のこと思い出す

(かきわけたまえがみにぎりしめて)

かき分けた前髪にぎりしめて

(しらないおんなにおまえをかさね)

知らない女にお前を重ね

(すこしばかりにじむなみだをぬぐい)

少しばかり滲む涙をぬぐい

(すすむさけとじかんにみをまかせて)

すすむ酒と時間に身を任せて

(ほろよいはおれをだめなおとこにする)

ほろ酔いは　俺を　ダメな男にする

(あのときもそうだったろう)

あの時もそうだったろう

(きょうはよいによっておまえを)

今日は酔いに酔ってお前を

(わすれさせてくれ)

忘れさせてくれ

(いきつけのみせできいたよ)

行きつけの店で聞いたよ

(おまえけっこんしたんだってな)

お前結婚したんだってな

(しあわせか？きけるたちばではないが)

幸せか？聞ける立場ではないが

(おまえにはしあわせになってほしい)

お前には幸せになってほしい

(わかすぎたんだゆるしてくれよ)

若すぎたんだ許してくれよ

(たばこはやめれずはいざらはあふれ)

タバコはやめれず灰皿は溢れ

(さけとおれはきがあうらしい)

酒と俺は気が合うらしい

(ほろよいのままで)

ほろ酔いのままで

(いさせておくれよ)

いさせておくれよ

(おまえをだきたいよる)

お前を抱きたい夜

(おわったことさ)

終わったことさ

(さいていなままでいさせて)

最低なままでいさせて

(うわきはしたさかぞえきれないほどおまえをなかせた)

浮気はしたさ　数えきれないほどお前を泣かせた

(いたかったろうこころきずついて)

痛かったろう　心傷ついて

(ほろよいはおれをひどくぶざまにする)

ほろ酔いは俺を酷く無様にする

(あのときもそうだったろう)

あの時もそうだったろう

(きょうはよいによって)

今日は酔いに酔って

(よいによって)

酔いに酔って

(よいによっておまえをわすれるのさ)

酔いに酔ってお前を忘れるのさ

(ほろよいはおれをだめなおとこにする)

ほろ酔いは　俺を　ダメな男にする

(あのときもそうだったろう)

あの時もそうだったろう

(きょうはよいによっておまえを)

今日は酔いに酔ってお前を

(わすれさせてくれ)

忘れさせてくれ