夜明け
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歌詞(問題文)
(かぜがゆるやかにおよいでくもりぞらをとかしてゆく)
風が緩やかに泳いで曇り空を溶かしてゆく
(きせつのかわりめはいつもむねのおくがさわがしい)
季節の変わり目はいつも胸の奥が騒がしい
(なにかがおこりそうなきがする)
何かが起こりそうな気がする
(なにかがおこせそうなきがする)
何かが起こせそうな気がする
(もしなにもおこらなくても)
もし何も起こらなくても
(もしなにもおこせなくても)
もし何も起こせなくても
(そんなことはもんだいじゃない)
そんなことは問題じゃない
(よるのそこがくちをひらきゆっくりひきずりこむ)
夜の底が口を開きゆっくり引きずりこむ
(でぐちがあるのかどうかそれさえもわからない)
出口があるのかどうかそれさえも分からない
(いままであるいてきたみちがかんちがいだったとしても)
今まで歩いてきた道が勘違いだったとしても
(これからあるきだすみちがすれちがいだったとしても)
これから歩き出す道がすれ違いだったとしても
(てさぐりですすむしかない)
手探りで進むしかない
(ただてさぐりで)
ただ手探りで
(よあけがけしきをしろくそめてゆく)
夜明けが景色を白く染めてゆく
(すすだらけのねこやいろあせたみちを)
すすだらけの猫や色褪せた道を
(よあけがぼくらをしろくそめてなおす)
夜明けが僕らを白く染めて直す
(なんどでもいいやりなおせばいい)
何度でもいいやり直せばいい
(かぜがこころをゆらしてきえた)
風が心を揺らして消えた
(かわいたそらはいつもどおりそこにある)
乾いた空はいつも通りそこにある
(ながれぼしがこいにおちてそっとよるをぬけだす)
流れ星が恋に落ちてそっと夜を抜け出す
(みかづきはふしめがちにまちをみおろしている)
三日月は伏し目がちに街を見下ろしている
(まだなにもはじまっちゃないし)
まだ何も始まっちゃないし
(まだなにもおわってもない)
まだ何も終わってもない
(すべてできるわけじゃないが)
全てできるわけじゃないが
(すべてできないわけじゃない)
全てできないわけじゃない
(つばめがそらをひきさく)
燕が空を引き裂く
(かすんんだそらを)
かすんだ空を
(よあけがけしきをしろくそめてゆく)
夜明けが景色を白く染めてゆく
(すすだらけのねこやいろあせたみちを)
すすだらけの猫や色褪せた道を
(よあけがすべてをしろくそめあげる)
夜明けが全てを白く染めあげる
(すすだらけのひびをいろあせたゆめを)
すすだらけの日々を色褪せた夢を