BYE BYE

(くうちょうのきかないわたしのへや)

空調の効かない　私の部屋

(くさりかけたこのへやのくうきは)

腐りかけたこの部屋の空気は

(わたしのこころまでかなしいきおくにひきずりこむ)

私の心まで悲しい記憶に引きずり込む

(またいつもとおなじきみのせいにしてる)

またいつもと同じ　君のせいにしてる

(きみがもうどこかでわらってるなんて)

君がもうどこかで笑ってるなんて

(しんじられないししんじたくもない)

信じられないし　信じたくもない

(みうごきとれないふりしてる)

身動き取れないフリしてる

(もうからだはうごくのに)

もう体は動くのに

(ないしょにしてたけどじつはわたし)

内緒にしてたけど実は私

(このひろいそらだってとべるのに)

この広い空だって飛べるのに

(あーあことしのなつもわたし)

あーあ　今年の夏も私

(あーあぬけだせないままなの)

あーあ　抜け出せないままなの？

(そんなのやだぜったいやだけど)

そんなのヤダ　絶対ヤダけど

(かんがえすぎてあせかいちゃってる)

考えすぎて　汗掻いちゃってる

(あーあことしのなつはちがう)

あーあ　今年の夏は違う

(あーあきっとちがうんだから)

あーあ　きっと違うんだから

(きみのことでいつもないてた)

君のことでいつも泣いてた

(あのわたしとはもうばいばい)

あの私とはもうバイバイ

(わかれぎわにきみにいわれたあのことば)

別れ際に君に言われたあの言葉

(いつまでもこびりついて)

いつまでも　こびりついて

(なさけなくてかっこわるくて)

情けなくて　カッコ悪くて

(きみのなかでわたしとのことがもうおわってるのかとか)

君の中で私とのことがもう終わってるのかとか

(いちばんしょうもないことかんがえてる)

一番仕様もないこと　考えてる

(あーあさいごまできみはね)

あーあ　最後まで君はね

(あーあしらないままだったよ)

あーあ　知らないままだったよ

(ほんとうのわたししったきでいたでしょう)

本当の私　知った気でいたでしょう？

(ほんとうはいつもさびしかったし)

本当はいつも寂しかったし

(ほんとうはもっとわたしわらえるし)

本当はもっと私笑えるし

(そらをとんでるすがただってしらないでしょ)

空を飛んでる姿だって知らないでしょ？

(なにもしらないでしょ)

なにも、知らないでしょ？

(あーあことしのなつもわたし)

あーあ　今年の夏も私

(あーあぬけだせないままなの)

あーあ　抜け出せないままなの？

(そんなのやだぜったいやだけど)

そんなのヤダ　絶対ヤダけど

(かんがえすぎてあせかいちゃってる)

考えすぎて　汗掻いちゃってる

(あーあことしのなつはちがう)

あーあ　今年の夏は違う

(あーあきっとちがうんだから)

あーあ　きっと違うんだから

(きみのことでいつもないてた)

君のことでいつも泣いてた

(あのわたしとはもうばいばい)

あの私とはもうバイバイ