心臓と絡繰 / 花譜

(やさしさもしぐさもなにもかもうそでも)

優しさも仕草も何もかも嘘でも

(おもうようにしんじたものをえらぼう)

思うように信じたものを選ぼう

(とまどいだってあるよ)

戸惑いだってあるよ

(それでもおしえてよ)

それでも教えてよ

(このあめのかいとうをみせて)

この雨の解答を見せて

(たったひとつのたいせつなものが)

たった一つの大切な物が

(さいしょからわかったらいいのにと)

最初から分かったら良いのにと

(はめてはくずしてをくりかえして)

嵌めては崩してを繰り返して

(やっときづいたんだ)

やっと気づいたんだ

(おもいはきまっていたんだ)

想いは決まっていたんだ

(だまされたっていいよ)

騙されたって良いよ

(うばわれたっていいよ)

奪われたって良いよ

(このきずもこのなみだも)

この傷もこの涙も

(このきもちはぜんぶわたしのものだ)

この気持ちは全部私のものだ

(すくないのうでこたえをしった)

少ない脳で答えを知った

(しかけられたわなにゆれうごいた)

仕掛けられた罠に揺れ動いた

(とまどいもくりかえしこいをしてみよう)

戸惑いも繰り返し恋をしてみよう

(きみのやさしさのすべてがうれしかったんだ)

君の優しさの全てが嬉しかったんだ

(こうかいやいたみのよるをなんどあかして)

後悔や痛みの夜を何度明かして

(あたりまえになったのはきみのこと)

当たり前になったのは君のこと

(わなだらけのひびをあるけないわたしの)

罠だらけの日々を歩けない私の

(てをひいてあるくよこがお)

手を引いて歩く横顔

(ぶつかりあってかさならないぱずるの)

ぶつかり合って重ならないパズルの

(さいごのぴーすをやっとみつけた)

最後のピースをやっと見つけた

(こころがわれたってなんどうらぎったって)

心が割れたって何度裏切ったって

(きみもずっとわたしをまっていたんだ)

君もずっと私を待っていたんだ

(すれちがうこころのおくそこで)

すれ違う心の奥底で

(ずっとさがしてた)

ずっと探してた

(やさしさはぬくもりは)

優しさは温もりは

(なにもかもぜんぶきみのものだ)

何もかも全部君のものだ

(すくないのうぜんぶでわかった)

少ない脳全部でわかった

(しかけられたわなをふりほどいた)

仕掛けられた罠を振りほどいた

(そのさきにあきれがおのきみがまっていた)

その先に呆れ顔の君が待っていた

(よごれなんてちとまぜてしまおう)

汚れなんて血と混ぜてしまおう

(よわさなんてもうわすれてしまおう)

弱さなんてもう忘れてしまおう

(うまくいかなくてもきみといれる)

うまくいかなくても君と居れる

(それいじょうなんてあるわけなくて)

それ以上なんて有る訳無くて

(すくないのうぜんぶできづいた)

少ない脳全部で気づいた

(あついきすでなにもかもまぜよう)

熱いキスで何もかも混ぜよう

(このさきもきみのことまもりたいんだ)

この先も君のこと守りたいんだ

(きみのことばもとまどいもうれしかったんだ)

君の言葉も戸惑いも嬉しかったんだ