抱きしめたい

(だいきらいあなたいつもわらっていて)

大嫌い あなたいつも笑っていて

(つよくてかわいくてにんきもので)

強くてかわいくて人気者で。

(だいきらいわたしぐずでのろまで)

大嫌い 私 グズでのろまで

(だれにもひつようとされてない)

誰にも必要とされてない。

(あたまもよくていつもすきがなくて)

頭もよくていつも隙がなくて

(わたしなどきっとばかにされてる)

私などきっと馬鹿にされてる

(ほんとははなしかけてみたくて)

本当は話しかけて見たくて

(ともだちになりたいとおもってて)

友達になりたいと思ってて

(うらやましくおもってたあなたが)

うらやましく思ってたあなたが

(ひとりかたふるわせてないていたよ)

ひとり肩震わせて 泣いていたよ

(ねぇあなたもひとりおびえているの)

ねぇ あなたもひとり怯えているの？

(みんなみじめでよわいのかな)

みんな惨めで弱いのかな…

(もっとゆうきがあったなら)

もっと勇気があったなら

(わたしあなただきしめてた)

私 あなた 抱きしめてた

(はなしたいことたくさんあるんだよと)

"話したいことたくさんあるんだよ"と

(ぽつりとあのときいってくれたのに)

ポツリとあの時云（い）ってくれたのに

(どうしてきこえないふりしたんだろう)

どうして聞こえない振りしたんだろう

(とってもうれしかったのに)

とってもうれしかったのに…

(こわれそうにないていたあなたが)

壊れそうに泣いていたあなたが

(いつものようにわらっているのをただみてるよ)

いつものように笑っているのをただ見てるよ

(ねぇわたしもひとりおびえているよ)

ねぇ 私もひとり怯えているよ

(ちっぽけでなさけないんだよ)

ちっぽけで情けないんだよ

(もっとゆうきがあったなら)

もっと勇気があったなら

(わたしあなただきしめてた)

私 あなた 抱きしめてた

(そうぞうしようひとりじゃないと)

想像しよう独りじゃないと。

(みみをすまそうかんじてみよう)

耳をすまそう 感じてみよう

(ほらきょうもだれかのなみだが)

ほら、今日も誰かの涙が

(かぜになってきみをつつむよ)

風になって君を包むよ。

(ねぇあなたもひとりおびえているの)

ねぇ あなたもひとり怯えているの？

(みんなみじめでよわいのかな)

みんな惨めで弱いのかな…

(もっとゆうきがあったなら)

もっと勇気があったなら

(わたしあなただきしめてた)

私 あなた 抱きしめてた

(ねぇわたしもひとりおびえているよ)

ねぇ 私も独り怯えているよ

(ちっぽけでなさけないんだよ)

ちっぽけで情けないんだよ

(もっとゆうきがあったなら)

もっと勇気があったなら

(わたしあなただきしめてた)

私 あなた 抱きしめてた

(ねぇみんなおなじだけこどくで)

ねぇ、みんな同じだけ孤独で

(おなじようにおびえてるなら)

同じように怯えてるなら

(なにもこわがることないんだね)

なにも怖がることないんだね

(わたしあなただきしめるよ)

私 あなた 抱きしめるよ