白い炎
称号は全て靴下です。
頑張ってください~!
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歌詞(問題文)
(そのうぶごえはだれもしらないふかいもりのなかで)
その産声は誰も知らない 深い森の中で
(いかりにもにたらいめいのようにただじゅんすいに)
怒りにも似た雷鳴のように ただ純粋に
(はじまるすぢばー)
始まるスヂバー
(かぜはとうだろうどこへむかうとひにくなひびきで)
風は問うだろう何処へ向かうと 皮肉な響きで
(わかさがまだみちをえらべるすこやかなひび)
若さがまだ未知を選べる 健やかな日々
(なにかをもとめそのこういにおぼれるほどに)
何かを求め その行為に溺れるほどに
(めざめるじがはおだやかさとはきりはなされてゆく)
目覚める自我は 穏やかさとは切り離されてゆく
(そーんつぇ,そーんつぇいのりを)
ソーンツェ,ソーンツェ 祈りを
(びろーいぇぷらーみやみじかいなつにさえちかづくあしおと)
ビローイェ プラーミヤ 短い夏にさえ 近づく足音
(あぢのーちぇすとヴぁざわめくきぎになぜりゆうをさがせずに)
アヂノーチェストヴァ ざわめく木々に何故 理由を探せずに
(「まだぼくがなにももっていなかったころまだぼくがなにもなしていなかったころ)
「まだ僕が何も持っていなかった頃 まだ僕が何も成していなかった頃
(じゅんすいなよくぼうはゆめとよぶにふさわしく)
純粋な欲望は夢と呼ぶに相応しく
(むじゃきでようちなほがらかさをたしかにあのころぼくはしっていた)
無邪気で幼稚な朗らかさを 確かにあの頃僕は知っていた
(・・・しっていた?)
…知っていた?
(ときにおもいだしてせきめんするようなおおごえをだしてうちけそうとしては)
時に思い出して赤面するような 大声を出して打ち消そうとしては
(それでもなおほろにがくあまやかにひろがるこうかい)
それでも尚ほろ苦く甘やかに広がる後悔
(それはかんぜんにうしなってしまいきれないふしぎなかがやきをたもっている)
それは完全に失ってしまいきれない不思議な輝きを保っている
(にくしみにちかいけんおをかんじながら)
憎しみに近い嫌悪を感じながら
(どこかそのこっけいさにすくいをさがしているのだ)
どこかその滑稽さに救いを探しているのだ
(おろかさはいつまでたってもつきまとい)
愚かさはいつまでたってもつきまとい
(みじゅくであることのしょうめいにきょうもわなをしかけてくる)
未熟であることの証明に 今日も罠を仕掛けてくる
(ただただすべてをわかさのせいにしてしまえたなら)
ただただ全てを若さのせいにしてしまえたなら
(このこころもいくぶんへいおんをとりもどせるのだろうか)
この心も幾分平穏を取り戻せるのだろうか
(おのれのたどったみちをこうていできるほどのせいじゅくが)
己の辿った道を肯定できるほどの成熟が
(いつかこのみにもおとずれるのだろうか)
いつかこの身にも訪れるのだろうか
(いまはまだ、なにもわからない・・・」)
今はまだ、何もわからない…」
(どんなことにもおわりがあるとあたりまえのように)
どんな事象にも終わりがあると 当たり前のように
(はいいろのそらしずむけしきにせをむけられて)
灰色の空 沈む景色に 背を向けられて
(もとめつかれたあすをせめるわけなどないさ)
求め疲れた 明日を責めるわけなどないさ
(ときはうつろいみのりもやがてこのてからこぼれる)
時は移ろい 実りもやがてこの手から零れる
(そーんつぇ,そーんつぇいのりを)
ソーンツェ,ソーンツェ 祈りを
(びろーいぇぷらーみやいてつくせつげんはすべてをのみこむ)
ビローイェ プラーミヤ 凍てつく雪原は 全てを飲み込む
(あぢのーちぇすとヴぁとじてゆくはくぎんこころをかさねて)
アヂノーチェストヴァ 閉じてゆく白銀 心をかさねて
(「せいめいがねむりにつくきせつながいながいこどくをぼくらはたえぬく)
「生命が眠りにつく季節 長い長い孤独を僕らは耐え抜く
(ゆきのしたでこごえるそんざいにみみをすましながら)
雪の下で凍える存在に耳を澄ましながら
(どこかにあるはずのけはいをそうぞうする)
どこかに在るはずの気配を想像する
(それはながねんのあいだにみについたむいをやりすごすほうほうなのか)
それは長年の間に身に付いた無為をやり過ごす方法なのか
(とくにいみのないひとりあそびなのかべつにたいしたもんだいではない)
特に意味のない独り遊びなのか 別にたいした問題ではない
(ぼくらはつきつけられたうんめいをながいじかんをかけてうけとり)
僕らは突きつけられた運命を 長い時間をかけて受け取り
(しめしあわせたようにとほうにくれたかおをするだけだ)
示し合わせたように途方に暮れた顔をするだけだ
(しょうきをよそおいなげきをとじこめいつかそれがしんじつになってゆく)
正気を装い 嘆きを閉じ込め いつかそれが真実になってゆく
(じんせいのしんえんなどきょうみをもたずともほのぐらいぜつぼうをむねにかい)
人生の深淵など興味を持たずとも 仄暗い絶望を胸に飼い
(じぶんなりのこたえをみつけてゆくしかないのだから)
自分なりの答えを見つけてゆくしかないのだから
(ああ・・・さむい・・・)
ああ… 寒い…
(かたむきかけたたいようまぶたにやきつける)
傾きかけた太陽 瞼に焼きつける
(たそがれにはまだすこしはやいきがしているよ」)
黄昏れには まだ少し早い気がしているよ」
(えいえんよりもはるかなひびがやみにそまるまで)
永遠よりも遥かな日々が 闇に染まるまで
(こどくなあさをゆびおりかぞえふきすさぶかぜとなれ)
孤独な朝を指折り数え 吹き荒ぶ風となれ
(はめつをおそれずに)
破滅を怖れずに
(りゅぼーし,みちたーあふれるひかりついおくのもりをぬけ)
リュボーシ,ミチター 溢れる光 追憶の森を抜け
(たびだちへのたむけにきぼうのはなをかざる)
旅立ちへの手向けに 希望の花を飾る
(りゅぼーし,みちたーすぎたまぼろしききなれたどうこくと)
リュボーシ,ミチター 過ぎた幻 聞き慣れた慟哭と
(にぎりしめたかべんはささやかなていこうか)
握りしめた花弁は ささやかな抵抗か
(そーんつぇ,そーんつぇいのりを)
ソーンツェ,ソーンツェ 祈りを
(びろーいぇぷらーみやいてつくせつげんにさまようかなしみ)
ビローイェ プラーミヤ 凍てつく雪原に 彷徨う哀しみ
(あぢのーちぇすとヴぁとざされたはくぎんこころをひそめて)
アヂノーチェストヴァ 閉ざされた白銀 心を潜めて
(すぢばーうつくしくしずかなせいいき)
スヂバー 美しく 静かな聖域
(すぢばーなにもかも)
スヂバー 何もかも
(おおいつくすしろいほのお)
覆い尽くす白い炎