こんな僕そんな君/SHISHAMO

(つきあってからてもつなげないまま)

付き合ってから　手もつなげないまま

(つきあうまえとはこれといってへんかはないよ)

付き合う前とは　これといって変化はないよ

(こくはくしたあのひぼくのなりやまないむねのおとと)

告白したあの日　僕の鳴りやまない胸の音と

(わすれられないきみのてれたかお)

忘れられない　君の照れた顔

(ぼくがあげたやすいねっくれす)

僕があげた安いネックレス

(よろこんでまいにちつけるきみ)

喜んで毎日つける君

(もうかわいいなあ)

もう　かわいいなあ…

(きみのてをにぎりたいのはうそではなくほんしんだけど)

君の手を握りたいのは　嘘ではなく本心だけど

(ふたりならんであるいてるとそれだけでみたされちゃうのさ)

二人並んで歩いてると　それだけで満たされちゃうのさ

(きみにはせいじゅんなしろがにあう)

君には清純な白が似合う

(まるできみのこころうつすみたいだから)

まるで君の心映すみたいだから

(ぼくがあげたやすいねっくれす)

僕があげた安いネックレス

(ねだんなんてかんけいないそのきもちがたからもの)

「値段なんて関係ない　その気持ちが宝物」

(へたれなぼくのふがいないこうどうりょくのなさをゆるして)

ヘタレな僕の不甲斐ない行動力のなさを許して

(ほんとうはきみのそのほそいゆびにおもいをはせてたよ)

本当は君のその細い指に想いを馳せてたよ

(きみのえがおにかくされたきみのほんとうのきもちも)

君の笑顔に隠された　君の本当の気持ちも

(そのときはまだなにもしらずそのえがおをあいしていた)

その時はまだ何も知らず　その笑顔を愛していた

(あるひみてしまったきみのほんとうのすがた)

ある日見てしまった　君の本当の姿

(きみのくびにはいつもとちがうはでなねっくれす)

君の首には　いつもと違う派手なネックレス

(ほかのおとこのかたにみをゆだね)

他の男の肩に身を委ね

(ぼくのことをものたりないとつぶやいた)

僕のことを「物足りない」と呟いた

(けいけんほうふなおんなのこぼくじゃものたりないおんなのこ)

経験豊富な女の子　僕じゃ物足りない女の子

(せいじゅんだとおもっていたぼくにはしげきがつよすぎて)

清純だと思っていた　僕には刺激が強すぎて

(ほんとうはほんとうにきみのそのきゃしゃでしろくてきれいなかたを)

本当は本当に君のその華奢で白くて綺麗な肩を

(いちどはいだいてみたかったよ)

一度は抱いてみたかったよ

(はしりさるにはちからがないから)

走り去るには力がないから

(あるいてかえった)

歩いて帰った