メグルモノ

(あめあがりのそらほしをかぞえたよるに)

雨上がりの空　星を数えた夜に

(こぼれたしずくはゆれるせかいをうつす)

こぼれた雫は　揺れる世界を映す

(あらゆるいのちが)

あらゆる事情(いのち)が

(あんびばれんすをかかえて)

二律背反(アンビバレンス)を抱えて

(ながれるひびのなかでまたたく)

流れる日々の中で　瞬く

(はかなくちるはなもふきあれるかぜも)

儚く散る花も　吹き荒れる風も

(すぎゆくいまのあかし)

過ぎ行く今の証

(せつなをいきるものへ)

刹那を生きるものへ

(あまねくとどくうたが)

あまねく届く歌が

(じゆうのはてへかりたてるだろう)

自由の果てへ駆り立てるだろう

(いきぬけと)

「生き抜け」と

(ｗｅｗｉｌｌｆｉｎｄｔｈｅｗａｙ)

We will find the way

(だれもがひとしく)

誰もが等しく

(きぼうというたねをもっためぐるもの)

希望という種を持った　メグルモノ

(こじあけたとびらはかたることなく)

こじ開けた扉は語ることなく

(かすかなくもまにほしはめぐる)

かすかな雲間に　星は巡る

(つきがたいようにこがれ)

月が太陽に焦がれ

(せにすがるように)

背にすがるように

(ちいさないのりがときにせつりをくらう)

小さな祈りが　時に摂理を喰らう

(しかいにむらがるしょうけいをふりきれぬまま)

視界に群がる憧憬を振り切れぬまま

(むいにつむぐことばははかなく)

無為に紡ぐ言葉は儚く

(さしのべられた)

差し伸べられた

(てのぬくもりはやがて)

手のぬくもりはやがて

(かがりびにかわるだろう)

かがり火に変わるだろう

(そのねつはいつのひか)

その熱はいつの日か

(だれかのみちをてらし)

誰かの道を照らし

(いくさきさえぬりかさねていく)

行く先さえ塗り重ねていく

(しょうそうやこうかいをのみこみながら)

焦燥や後悔を飲み込みながら

(つづいていく)

続いていく

(ｆｅｅｌｉｄｅａｌｄｒｅａｍｓ)

Feel ideal dreams・・・

(だれもがひとしく)

誰もが等しく

(りそうというかせをもっためぐるもの)

理想という枷を持った　メグルモノ

(なまえのないものがたりをおえるとき)

名前のない物語を終える時

(あおいともしびはなにをえがく)

青い灯火は　何を描く

(たがためにと)

誰がためにと

(めにうつるだれかをいとおしくおもうほど)

眼に映る誰かを愛おしく思うほど

(たねはきっとめぶくだろう)

種はきっと芽吹くだろう

(うつくしくみにくいこのせかいには)

美しく醜いこの世界には

(なにもかもがある)

何もかもが在る

(めぐるもの)

(メグルモノ)

(ｗｅｗｉｌｌｆｉｎｄｔｈｅｗａｙ)

We will find the way

(だれもがひとしく)

誰もが等しく

(きぼうというたねをもっためぐるもの)

希望という種を持った　メグルモノ

(はじまりとおわりは)

誕生(はじまり)と終焉(おわり)は

(きせきのもとに)

奇跡のもとに

(てをとりあいまたときはめぐる)

手を取り合い　また　時は巡る

(いくどとなく)

幾度となく

(めぐり)

巡り

(めぐる)

巡る