花

(ひとつうまれたたね)

ひとつ　生まれた種

(よわくちいさいけれど)

弱く小さいけれど

(ふかくねをあゆませ)

深く　根を歩ませ

(つよくいまをいきてる)

強く今を生きてる

(やがてつちをおしあげて)

やがて土を押し上げて

(まぶしくうつるあのひろいそら)

眩しく映るあの広い空

(それはうつむかないで)

それは俯かないで

(うえをみるから)

上を見るから

(いつかさこうきっと)

いつか咲こう　きっと

(あきらめないで)

諦めないで

(はをひろげてうんと)

葉を広げて　うんと

(くきをのばして)

茎をのばして

(たかくたってゆける)

高くたって　行ける

(まっすぐにめを)

まっすぐに芽を

(かぎりないあしたへむけてゆこう)

限りない明日へ向けてゆこう

(かぜにゆれるつぼみ)

風に　揺れる蕾

(まもるすがたににてる)

守る姿に似てる

(いくつきずついても)

いくつ　傷ついても

(ぎゅっとだきしめていた)

ぎゅっと抱きしめていた

(はれたらひざしあびて)

晴れたら日差し浴びて

(あめがふったらめぐみにかえて)

雨が降ったら恵みに変えて

(ひとつずつをめぐって)

ひとつずつを巡って

(ひらくひとひら)

開くひとひら

(はなになろうもっと)

花になろう　もっと

(ほこれるように)

誇れるように

(そのはなびらちゃんと)

その花びら　ちゃんと

(がくでささえて)

萼（がく）で支えて

(どこにだってなれる)

どこにだって　なれる

(みをむすんだら)

実を結んだら

(ひかりかがやくはるを)

光り輝く春を

(じぶんになろうもっと)

自分になろう　もっと

(ほこれるように)

誇れるように

(そのこころをちゃんと)

その心を　ちゃんと

(むねでささえて)

胸で支えて

(なににだってなれる)

何にだって　なれる

(みをむすんだら)

身を結んだら

(ひかりあたらしいはるをむかえよう)

光新しい春を迎えよう

(たねは)

種は

(めばえてゆくつぼみになる)

芽生えてゆく　蕾になる

(いつのひかはなになる)

いつの日か花になる

(かれるときにはどうかなかないで)

枯れる時にはどうか泣かないで

(そらへたねをまわせよう)

空へ種を舞わせよう

(いつかさこうきっと)

いつか咲こう　きっと

(あきらめないで)

諦めないで

(はをひろげてうんと)

葉を広げて　うんと

(くきをのばして)

茎を伸ばして

(たかくたってゆける)

高くたって　行ける

(まっすぐにめを)

まっすぐに芽を

(かぎりあるきょうへむけて)

限りある今日へ向けて

(ゆめはかなうきっと)

夢は叶う　きっと

(あきらめないで)

諦めないで

(てをひろげてうんと)

手を広げて　うんと

(あしをのばして)

足を伸ばして

(とおくたってゆける)

遠くたって　行ける

(まっすぐにめを)

まっすぐに目を

(かぎりないあしたへむけてゆこう)

限りない明日へ向けてゆこう