機巧少女は傷つかない OP Anicca

(こいこがれるおもいは)

恋い焦がれる想いは

(いたみすいあげ)

痛み吸い上げ

(わたしをおおいつくすの)

私を覆い尽くすの

(どれだけのなみだを)

どれだけの涙を

(かくしてきたのだろう)

隠してきたのだろう

(おちてゆくしずくにうつるぎょくと)

落ちてゆく雫に 映る玉兎

(はなびらもいつかはちりゆきそらにまう)

花びらもいつかは 散りゆき空に舞う

(すぎてゆくむじょうのいみおしえて)

過ぎてゆく無常の 意味 教えて

(さんごやのうたげおわりひとしれずさびしくて)

三五夜の宴終わり 人知れず寂しくて

(あかしてはいけないひみつ)

明かしては いけない秘密

(うちあけたくなるの)

打ちあけたくなるの

(ふれられるほどちかい)

触れられるほど近い

(きみへとこのてをのばした)

君へと この手を伸ばした

(かなしきさだめよ)

悲しき宿命(さだめ)よ

(きみをまもるためならこわれてもいい)

君を護るためなら 壊れてもいい

(はかないおもいなら)

儚い想いなら

(せめてゆめをみせてよ)

せめて夢を見せてよ

(あいしあうゆめみせて)

愛しあう夢見せて

(きみのやさしいひとみみえずこがれるひは)

君のやさしい瞳 見えず焦がれる日は

(こころはげっしょくのようかけてゆくわ)

心は月蝕のよう 欠けてゆくわ

(あまいあまいいたみ)

甘い甘い痛み

(なみうつたいどうになり)

波打つ胎動になり

(きみをおもうきもちかそくさせる)

君を想う気持ち 加速させる

(はらはらとおちるゆきが)

はらはらと落ちる雪が

(ほおでとけながれゆく)

頬で溶け流れゆく

(うつくしくきえるせつな)

美しく消える刹那

(それもみやびなのか)

それも雅なのか

(ふれられるほどちかく)

触れられるほど近く

(でもけしてとどかないきみ)

でも決して届かない君

(かなしきさだめよ)

悲しき宿命(さだめ)よ

(このからだはなれてもこころはきみと)

この体離れても 心は君と

(せかいがかわりはてても)

世界が変わり果てても

(こどうのようにうずくいたみさえいとしい)

鼓動のように疼く 痛みさえ愛しい

(ねむらないようわたしにながれてる)

眠らないよう 私に流れてる

(このじかんをとめて)

この時間を止めて

(ｍｙ　ｔｒｕｅ　ｐａｉｎ　だいて)

My true pain 抱いて

(こいこがれるおもいは)

恋い焦がれる想いは

(むくいのはなさかせながら)

報いの花咲かせながら

(ふたりをつつむの)

ふたりを包むの

(きみのおもいでになれる)

君の思い出になれる

(それだけじゃだめ)

それだけじゃダメ

(みらいさえもかえる)

未来さえも変える

(ちからをどうかください)

力を どうか下さい

(はなはちりつちになり)

花は散り土になり

(ゆきはとけかわいてそらへと)

雪は融け渇いて空へと

(かなしきむじょうか)

悲しき無常か

(でもまたはなはさいて)

でもまた花は咲いて

(ゆきもまうから)

雪も舞うから

(おもいもさだめこえ)

想いも宿命(さだめ) 超え

(ふたりをみちびいてよ)

ふたりを導いてよ

(あいしあえるひびまで)

愛しあえる日々まで

(あまみつつきに)

天満月(あまみつつき)に