君の好きなひと

(ねえそんなやさしいめもするのね)

ねえ　そんな優しい目もするのね

(いつだっていっしょにいるけど)

いつだって一緒にいるけど

(そんなふうにわたしのこと)

そんな風に私のこと

(みることはないでしょ？これからも)

見ることはないでしょ？これからも

(ねえそんなくちべただったのね)

ねえ　そんな口下手だったのね

(すきなおんなのこのまえじゃ)

好きな女の子の前じゃ

(うぶすぎたおとこのこ)

うぶすぎた男の子

(ああもうかわいいな)

ああもう　かわいいな

(さびしくなんかないもん)

寂しくなんかないもん

(わかっていたことだって)

分かっていた事だって

(いいきかせてみつめているよ)

言い聞かせて　見つめているよ

(でもほおをあかくしてはなししてるきみを)

でも頬を赤くして　話してる君を

(とおくからみてるとあああふれてく)

遠くから見てると　ああ　溢れてく

(きみのすきなえいがもすきなうたも)

君の好きな映画も　好きな歌も

(ぜんぶぜんぶ)

ぜんぶぜんぶ

(すきになってしまった)

好きになってしまった

(だけどひとつたったひとつ)

だけどひとつ　たったひとつ

(すきになれないきみのすきなひと)

好きになれない　君の好きなひと

(だけどすきなえいがやすきなうたと)

だけど好きな映画や　好きな歌と

(おんなじくらいかがやいている)

おんなじくらい輝いている

(かなわないなもうだめかな)

敵わないな　もうダメかな

(すてきすぎるのねきみのすきなひと)

素敵すぎるのね　君の好きなひと

(ねえそんなくちべただったのに)

ねえ　そんな口下手だったのに

(わたしのまえじゃきみらしく)

私の前じゃ　君らしく

(たのしくはなしてたじゃない)

楽しく話してたじゃない

(どうしてかかんがえてみて)

どうしてか考えてみて

(かえりみちきみがわたしのせなかをたたいた)

帰り道君が 私の背中を叩いた

(いつものきみらしいきみだ)

いつもの君らしい君だ

(ひとのきもしらないで)

ひとの気も知らないで

(いつもわらってるだけ)

いつも笑ってるだけ

(やっぱにくめないやきみがすきだよ)

やっぱ憎めないや 君が好きだよ

(きみのすきなえいがもすきなうたも)

君の好きな映画も 好きな歌も

(ぜんぶぜんぶ)

ぜんぶぜんぶ

(すきになってしまった)

好きになってしまった

(だけどひとつたったひとつ)

だけどひとつ たったひとつ

(すきになれないきみのすきなひと)

好きになれない 君の好きなひと

(いつかわたしのとなりあるいてなんて)

いつか私の隣 歩いてなんて

(そんなこといえるわけないや)

そんなこと言えるわけないや

(ともだちでいいそれでいいけど)

友達でいい それでいいけど

(だれかのものになんてならないでおねがい)

誰かのものになんて ならないでお願い

(きみのすきなえいがもすきなうたも)

君の好きな映画も 好きな歌も

(ぜんぶぜんぶ)

ぜんぶぜんぶ

(すきになってしまった)

好きになってしまった

(だけどひとつたったひとつ)

だけどひとつ たったひとつ

(すきになれないきみのすきなひと)

好きになれない 君の好きなひと

(だけどあきらめられないこころがきえない)

だけど諦められない 心が消えない

(きみのまえでうまくわらいたいな)

君の前でうまく笑いたいな

(そしていつかなれるかな)

そしていつか なれるかな

(いまよりもっときみのすきなひと)

今よりもっと 君の好きなひと

(きづいてよ、ねえわたしのすきなひと)

気づいてよ、ねえ 私の好きなひと