センチミリメンタル/キズアト

(きみがおいてったものばっかが)

君が置いてったものばっかが

(ぼくのすべてになったの)

僕のすべてになったの

(こころにささったままのきずを)

心に刺さったままの傷を

(たずさえてひびはつづいてゆく)

携えて日々は続いてゆく

(むりにぬきとればとめどないから)

無理に抜き取れば止めどないから

(きっとこのままでいい)

きっとこのままでいい

(あめはれくもり)

雨晴れ曇り

(しゅんかしゅうとう)

春夏秋冬

(３６５にち)

365日

(どれもきみがやどる)

どれも君が宿る

(ふかくえぐって)

深くえぐって

(そのついでにいっそきおくもうばってよ)

そのついでにいっそ記憶も奪ってよ

(とどかないこえばかりがまだ)

届かない声ばかりがまだ

(ぼくをしめつけるんだよ)

僕を締め付けるんだよ

(ふかくさぐって)

深く探って

(ねぇぼくのなかのいたみもみてよ)

ねぇ僕の中の痛みも見てよ

(きみがおいてったものばっかが)

君が置いてったものばっかが

(ぼくのすべてになったの)

僕のすべてになったの

(きずなやきぼうはまぶしすぎて)

絆や希望は眩しすぎて

(うまくめをあけてられなくても)

うまく目を開けてられなくても

(かたっぽやうすめでもいいからさ)

片っぽや薄目でもいいからさ

(ちゃんととらえてなくちゃ)

ちゃんと捉えてなくちゃ

(あめはれくもり)

雨晴れ曇り

(しゅんかしゅうとう)

春夏秋冬

(３６５にち)

365日

(どれもきみがのこる)

どれも君が残る

(ゆめであえたっていみないの)

夢で逢えたって意味ないの

(きみはここにいないの)

君はここにいないの

(なんどもくりかえしみる)

何度も繰り返し見る

(またあのひのおもかげを)

またあの日の面影を

(ずっとあいたくて)

ずっと会いたくて

(きづかぬようにこころころしてるの)

気づかぬように心殺してるの

(きみがおいてったものばっかなんだよ)

君が置いてったものばっかなんだよ

(いまでもいつまでも)

いまでもいつまでも

(きこえてる)

聞こえてる

(まだりあるな)

まだリアルな

(きみのこきゅうをかわりにになっていく)

君の呼吸を代わりに担っていく

(きっとそうしていく)

きっとそうしていく

(ずっとそうしていく)

ずっとそうしていく

(きこえてる)

聞こえてる

(まだりあるな)

まだリアルな

(きみのしんぞうをかわりにせおっていく)

君の心臓を代わりに背負っていく

(きみがぼくになる)

君が僕になる

(ぼくがきみになる)

僕が君になる

(あめはれくもり)

雨晴れ曇り

(しゅんかしゅうとう)

春夏秋冬

(３６５にち)

365日

(あめはれくもり)

雨晴れ曇り

(しゅんかしゅうとう)

春夏秋冬

(３６５にち)

365日

(どれもきみをおもう)

どれも君を思う

(ふかくえぐって)

深くえぐって

(そのついでにいっそすべてうばってよって)

そのついでにいっそすべて奪ってよって

(なげいたあのよるのねがい)

嘆いたあの夜の願い

(そっととじこめとくから)

そっと閉じ込めとくから

(ふかくもぐって)

深く潜って

(そのおくにねむるきみをまもるよ)

その奥に眠る君を守るよ

(きみがおいてったものばっかが)

君が置いてったものばっかが

(ぼくのすべてになったの)

僕のすべてになったの

(きみがおいてったものばっかが)

君が置いてったものばっかが

(ぼくのいのちになったの)

僕の生命になったの