君の方が好きだけど

(ちいさなはこから)

小さな箱から

(きこえるのいず)

聴こえるノイズ

(こどくなもーるす)

孤独なモールス

(だれにもとどかない)

誰にも　届かない

(からっぽなうた)

空っぽなうた

(かそうのせかい)

仮想の世界

(てのひらにおさまる)

手のひらにおさまる

(きみとぼくのりれーしょん)

君と僕のリレーション

(ながれるもじとじかん)

流れる文字と時間

(めぐるきせつのぶんだけ)

巡る季節のぶんだけ

(どきときどききみをおもうの)

ドキ　時　ドキ　君を想うの

(みみにつけたばんそうこう)

耳につけた絆創膏

(しおからいじせきのあなぐらむ)

塩辛い　自責のアナグラム

(ひびのかげによりそって)

日々の陰に寄り添って

(あしたをてらしたい)

明日を照らしたい

(であいもわかれも１ぺーじ)

出会いも別れも　１ページ

(めくるめくあいのあと)

めくるめく　愛の跡

(にじんだやくそくも)

滲んだ　約束も

(まるまったきのうさえ)

丸まった　昨日さえ

(きょうのきみとぼくの)

今日の君と僕の

(すたーとちてんにしよう)

スタート地点にしよう

(めぐりめぐるさきも)

巡り巡る先も

(かことげんざいゆるやかにたかなる)

過去と現在　ゆるやかに高鳴る

(きみとぼくののんふぃくしょん)

君と僕のノンフィクション

(すぎゆくひびとあいかん)

過ぎ行く日々と哀歓

(とまるきずのぶんだけ)

留まる傷のぶんだけ

(どきときどききみがこいしい)

ドキ　時　ドキ　君が恋しい

(ごめんねなんていわないで)

「ゴメンね」なんて言わないで

(しおからいどりょくのせめたりー)

塩辛い　努力のセメタリー

(さびしくないよここにいる)

寂しくないよ　ここにいる

(あしたはてのなかに)

明日は手の中に

(えがおもなみだもはんぶんこ)

笑顔も涙も　半分こ

(ふりむけばあいのあと)

振り向けば　愛の跡

(わらわれさされても)

笑われ　刺されても

(まえをさしわらいあおう)

前を指し　笑い合おう

(おとしたぼくのかけら)

落とした僕の欠片

(きみがひろってくれた)

君が拾ってくれた

(まっかなあいのあかし)

真っ赤な愛の灯

(きいておねがい)

キいて　”呪い”

(だれよりもしあわせに)

「誰よりも幸せに」

(すすめはりよすこしでもながく)

進め　針よ　少しでも長く

(きみのほうがぼくをすきだけど)

君の方が僕を好きだけど

(ぼくのほうがきみをあいしてる)

僕の方が君を愛してる

(いつかのおわりのひ)

いつかの終わりの日

(はなそうよきょうのひのこと)

話そうよ　今日の日のこと

(ほしいをほしにこめ)

”欲しい”を星に込め

(つなげるよみらいまで)

つなげるよ　未来まで

(かこからみらいへと)

過去から未来へと

(つづいてくあいのみち)

続いてく　愛の道

(にじんだきみのかお)

滲んだ　君の顔

(かわらないあしたこそ)

変わらない　明日こそ

(えいえんこないえいえん)

永遠来ない永遠

(ぜったいないぜったいだ)

絶対ない絶対だ

(ぜんぶあいしていける)

全部愛していける

(わすれないで)

忘れないで