雀ノ欠伸

(ああへいせいらんせいからきょうはすこしはなれて)

嗚呼　平成乱世から今日は少し離れて

(がめんじゃなくてじぶんをみつめてみようかな)

画面じゃなくて自分を見つめてみようかな

(そこにほんとうのぼくがきっとまってる)

そこに本当の僕がきっと待ってる

(できなかったことはだいたいさきのばしにしていたことだったり)

出来なかったことは大体　先延ばしにしていたことだったり

(あのときやっておけばなんてもうあとのまつりだったり)

あの時やっておけばなんて　もう後の祭りだったり

(いましかないをいまやっておかなきゃなこうかいするまえに)

今しかないを今やっておかなきゃな　後悔する前に

(あしたはおれんじのかぜがふく)

明日はオレンジの風が吹く

(かーてんのむこうがわあたらしいあさにきぼうをかんじてる)

カーテンの向こう側　新しい朝に希望を感じてる

(きみもそうかな)

君もそうかな

(まわりのひょうじょうやたいどなんかいちいちきにせんでいいから)

周りの表情や態度なんかいちいち気にせんでいいから

(まいぺーすでもっとじぶんなりのいっぽでいいんだよ)

マイペースでもっと自分なりの一歩でいいんだよ

(ききかんをもてとかじかんがむだとか)

危機感を持てとか時間が無駄とか

(ちょっとじゃましないで！)

ちょっと邪魔しないで！

(じぶんをおおきくみせるのは)

自分を大きく見せるのは

(ちゃんとそんざいをたしかめてないとふあんなんでしょ)

ちゃんと存在を確かめてないと不安なんでしょ

(きみのいいところはみんなしってるよ)

君のいいところはみんな知ってるよ

(だからあんまりきばりすぎないでね)

だからあんまり気張りすぎないでね

(きょろきょろしてちゃきづかぬうちに)

キョロキョロしてちゃ気付かぬうちに

(あしもとすくわれてしまうよだからせのびしないで)

足元すくわれてしまうよ　だから背伸びしないで

(じぶんらしくあるいていこうよこうかいしないように)

自分らしく歩いて行こうよ　後悔しないように

(あしたはおれんじのかぜがふく)

明日はオレンジの風が吹く

(かーてんのむこうがわあたらしいあさがたまにこわくなるよね)

カーテンの向こう側　新しい朝がたまに怖くなるよね

(ぼくもそうだよ)

僕もそうだよ

(ほんとうのぼくがよくぼうにむしばまれぬように)

本当の僕が欲望に蝕まれぬように

(しゅうまつへいせいゆくすえもおちゃはにごさないで)

終末平成ゆくすえもお茶は濁さないで

(くりあなうそのないいまをいきよう)

クリアな嘘のない今を生きよう

(つきはかけて)

月は欠けて

(じかんはゆうげんもどらないが)

時間は有限　戻らないが

(かのうせいはむげんにあるぼくらいつもこわがってしまうけれど)

可能性は無限にある僕らいつも怖がってしまうけれど

(しななければ)

死ななければ

(あしたもおれんじのかぜはふく)

明日もオレンジの風は吹く

(かーてんのむこうがわあたらしいあさがきっとまってる)

カーテンの向こう側　新しい朝がきっと待ってる

(ぼくらいかなきゃ)

僕ら行かなきゃ