ファイナルファンタジーXIII　

(わるかったかかえさせてもうひとりでせおうな)

悪かった　抱えさせて　もう一人で背負うな

(たとえふぁるしがあいてでもちからをあわせればたちむかえる)

たとえファルシが相手でも　力を合わせれば立ち向かえる

(げんじつがつらいならにげてもいんだよ)

現実が辛いなら　逃げてもいいんだよ

(はなれてふりかえってみるとあんがいかんたんにのりこえられたりして)

離れて振り返ってみると　案外簡単に乗り越えられたりして

(ひとりになってのこされたひとをなかすのはやさしさじゃない)

一人になって残された人を泣かすのは　優しさじゃない

(いっしょにのりきろうとするのがそのひとをほんとうにたいせつにすることだって)

一緒に乗り切ろうとするのが　その人を本当に大切にすることだって

(みんながいるからわたしはきっとのりこえられる)

みんながいるから　私はきっと乗り越えられる

(なみだはこいつでさいごいっしょうなかせない)

涙はこいつで最後　一生泣かせない

(かならずあえるだろゆめをみせたのはおまえだ)

「必ず会える」だろ　夢を見せたのは　お前だ

(ばけものどうしなかよくするか)

バケモノ同士　仲良くするか

(きえたいのちのおもいもついでみせろ)

消えた命の想いも　継いでみせろ

(こころがあるっていうのはにんげんのさいだいのじゃくてんかもなけれどさいごのぶきでもあるんだ)

心があるっていうのは人間の最大の弱点かもな　けれど最後の武器でもあるんだ

(だめだめいのちはだいじにしなきゃ)

だめだめ　命は大事にしなきゃ

(いたみをわかちあえるだのたましいをすくってやれるだのおもいあがりもいいところよ)

痛みを分かち合えるだの　魂を救ってやれるだの　思い上がりもいいところよ

(ったくかいほうしゃさまときたらいったいなにさまなんだかね)

ったく解放者様ときたら　いったい何様なんだかね

(そのかがやきにふれたときわたしはさとったひかりはかたちなきかみのすがた)

その輝きに触れた時　私は悟った　光は形なき神の姿

(しかりかいほうしゃそなたをあらたなめがみとすべくいくたのしれんをあたえてきた)

然り解放者　そなたを新たな女神とすべく　幾多の試練を与えてきた

(けんらんなるぱるすよゆうえんのかなたよりきたれ)

絢爛なるパルスよ　悠遠の彼方より来たれ

(さんぜんたるりんぜよげんおうのさなかよりきたれ)

燦然たるリンゼよ　玄奥の最中より来たれ

(あたらしきめがみよかがやけるかみのまったきひかりでしゅくふくしよう)

新しき女神よ　輝ける神の全き光で祝福しよう

(ぜんれいをもってたたえるごとくにそなたをうちのめしてむかえとこしえにめでよう)

全霊を持って称えるごとくに　そなたを打ちのめして迎え　永久に愛でよう

(あれはもうにんげんのものだおまえのいばしょはない)

あれはもう人間のものだ　お前の居場所はない

(おまえのちからはとほうもないかみでありながらひとのちからをとりこんでいる)

お前の力は途方もない　神でありながら人の力を取り込んでいる

(かみをほうむるさいごのしゅだんはとらわれたこころをときはなつらすとりぞーとさいごのしゅだん)

神を葬る最後の手段は囚われた心を解き放つラストリゾート（最後の手段）

(ちがうかみのせいじゃないあなたをけつらくさせたのはあなた)

違う　神のせいじゃない　あなたを欠落させたのは　あなた

(わがままでざんこくでさびしいこども)

我が儘で残酷で　寂しい子ども

(そんざいをゆるされなかったかわいそうなかおす)

存在を許されなかった可哀想な混沌