君よ花よ

(「はなのいのちはみじかくてゆめみるつきひはかけあしですぎゆく)

「花の命は短くて 夢見る月日は 駆け足で過ぎゆく

(ああざんこくなときよむじひなるもの)

ああ 残酷なときよ 無慈悲なるもの

(だがわがむねにさきほこるきみよはなよ」)

だが 我が胸に 咲き誇る 君よ花よ」

(はなのいのちはみじかくて「のべにさくはなよなもなきはなたちよ」)

花の命は 短くて　「野辺に咲く花よ 名もなき花たちよ」

(はなのいのちはみじかくて「いのちのかぎりさきほこれ」)

花の命は 短くて　「命の限り 咲き誇れ」

(はなのいのちはみじかくて「うつくしくいよういまをいきていきて」)

花の命は 短くて　「美しくいよう いまを生きて生きて」

(はなのいのちはみじかくて「まぶしくかがやくはるのはなよ」)

花の命は 短くて　「眩しく輝く 春の花よ」

(ああはじめてであいしあのひをおもう)

ああ はじめて出会いし あの日を想う

(いまわがむねにさきほこるはきみよはなよ)

いま 我が胸に 咲き誇るは 君よ花よ

(なみだのかずだけよろこびがあるあなたはそれをおしえてくれた)

涙の数だけ 喜びがある　あなたはそれを 教えてくれた

(いのちのとうとさいのちのすばらしさこのおもいをとわにさかせよう)

命の尊さ 命の素晴らしさ　この想いを 永久に咲かせよう

(はなのいのちはみじかくて「たたかいをおえてひとよこいをかたれ」)

花の命は 短くて　「戦いを終えて 人よ恋を語れ」

(はなのいのちはみじかくて「ひめたるおもいはわがむねに」)

花の命は 短くて 「秘めたる想いは 我が胸に」

(おとことおんなにこいがうまれてひとのいのちがかがやいている)

男と女に 恋が生まれて　人の命が 輝いている

(すべてのみらいをいまこそだきしめて)

すべての未来を いまこそ抱きしめて

(あついこころうたおうたからかに)

熱い心 歌おう 高らかに

(わかれのかずだけであいがあるあなたはそれをおしえてくれた)

別れの数だけ 出会いがある　あなたはそれを 教えてくれた

(いのちのかがやきいのちのひろがりをこのおもいをえいきゅうにさかせよう)

命の輝き 命の広がりを　この想いを永久に 咲かせよう

(なみだのかずだけよろこびがある（ああはなよきみははな）)

涙の数だけ 喜びがある　　（ああ 花よ 君は花）

(あなたはそれをおしえてくれた（わがむねにさきつづける）)

あなたはそれを 教えてくれた　 （我が胸に 咲きつづける）

(いのちのとうとさいのちのすばらしさこのおもいをとわにさかせよう)

命の尊さ 命の素晴らしさ　この想いを永久に 咲かせよう

(「わがいのちのはなよきみよはなよ」)

「わが命の花よ 君よ花よ」