夢を配る
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歌詞(問題文)
(ひとはだれでもゆめみる)
人は誰でも夢見る
(おぼえているかゆうべの そのゆめをはなしてごらんよ)
覚えているか 夕べの その夢を 話してごらんよ
(たのしいゆめやこわいゆめ わたしがくばってあるく)
楽しい夢や 怖い夢 私が配って歩く
(こんばんはみなさんようこそ)
こんばんは みなさんようこそ
(ところでわたしはみなさんにあったことがある)
ところで 私は皆さんに会ったことがある
(いつどこでだって なにをいっているんだ)
いつ どこでだって? 何を言っているんだ
(ゆうべゆめをみたでしょう あれはわたしがくばってあげた)
夕べ夢を見たでしょう あれは私が配ってあげた
(みなさんのねむりのまくらもとに そっとゆめをおいた)
皆さんの眠りの枕もとに そっと夢を置いた
(あれはわたしだったんです)
あれは私だったんです
(わたしはゆめのはいたつにんさ いつもあえるゆめのなかで)
私は夢の配達人さ いつも逢える 夢の中で
(きょうわたしたちはげきじょうであいました)
今日私達は劇場で会いました
(ゆめはねむりのなかにだけあるわけじゃない げきじょうでもおおきくふくらむ)
夢は眠りの中にだけあるわけじゃない 劇場でも大きく膨らむ
(どこよりもすばらしくはなひらく)
どこよりも素晴らしく花開く
(だれかあってみたいひとは いってみたいところは)
誰か会ってみたい人は? 行ってみたいところは?
(ぶたいのくうかんはあっというまにへんしんして そのひととであわせてくれます)
舞台の空間はあっという間に変身して その人と出会わせてくれます
(じんせいをいきるにはゆめがひつようだ)
人生を生きるには夢が必要だ
(くるしいときかなしいときはここへいらっしゃい さみしいときうれしいときもぜひ)
苦しい時 悲しい時はここへいらっしゃい さみしい時 嬉しい時も是非
(げきじょうはゆめをつくりだし じんせいをうつしだすおおきなかがみです)
劇場は夢を創り出し 人生を映し出す大きな鏡です
(ゆめのなかではどこでも どんなひとにもあえるさ)
夢の中ではどこでも どんな人にも会えるさ
(ときをこえうちゅうのはてまで)
時を越え 宇宙の果てまで
(ここへおいでよあげよう すてきなあいのひととき)
ここへおいでよ あげよう 素敵な愛のひととき
(さあこんやのわたしのゆめのまくをあけよう)
さあ 今夜の私の夢の幕をあけよう
(ぶたいのうえのはいゆうはいつでもみなさんのなかまです)
舞台の上の俳優はいつでも皆さんの仲間です
(このこをじっとみつめているうちに みなさんのこころはこのこのこころとひとつになる)
この子をじっと見つめているうちに 皆さんの心はこの子の心とひとつになる
(はいゆうはぶたいというゆめのくうかんのなかで さまざまなうんめいをいきる)
俳優は舞台という夢の空間の中で 様々な運命を生きる
(そのときかんきゃくのにくたいはきゃくせきにすわっているが)
その時 観客の肉体は客席に座っているが
(こころははいゆうのにくたいをかりてげきのせかいにあそぶのです)
心は俳優の肉体を借りて劇の世界に遊ぶのです
(しばいというゆめがはてるまで)
芝居という夢が果てるまで
(きょうわたしはこのじょゆうをみなさんにあたえましょう)
今日 私はこの女優を皆さんに与えましょう
(みなさんはかのじょとともにわたしのゆめのせかいをいきる)
みなさんは彼女と共に私の夢の世界を生きる
(わたしはゆめのはいたつにんさ きみをいざなうゆめのたびじへ)
私は夢の配達人さ 君を誘う 夢の旅路へ
(ここはどこ あたしはだれをえんじればいいの)
ここはどこ? あたしは誰を演じればいいの?
(ここはゆめのなかだきみのなはぴこ)
ここは夢の中だ 君の名はピコ
(あたしはぴこっていうの ここはゆめのなか)
あたしはピコっていうの ここは夢の中...
(じゃあきょうはあたしにどんなゆめをみさせてくれるの)
じゃあ今日はあたしにどんな夢を見させてくれるの?
(きみのみたいゆめをおしえておくれ そしていってみたいところも)
君の見たい夢を教えておくれ そして行ってみたい所も
(そうねあたしはみてみたいわ)
そうね あたしは見てみたいわ
(めざめているときにはみえないもの じかんをこえこのにんげんのせかいをこえた)
目覚めている時にはみえないもの 時間を越え この人間の世界を越えた
(たとえばあたしはうまれるまえどこにいたのか しんだらどこへゆくのか)
例えば あたしは生まれる前どこにいたのか 死んだらどこへゆくのか
(きみののぞみをすべてかなえてあげよう)
君の望みを全て叶えてあげよう
(きみはちょうしぜんのせかい れいたちのせかいにあこがれているんだね)
君は超自然の世界 霊達の世界に憧れているんだね
(きょうみあるのちょっとのぞいてみたい)
興味あるの ちょっと覗いてみたい
(まだほんとうにしにたくはないんだけどすこしだけ)
まだ本当に死にたくはないんだけど少しだけ
(そんなことできるのかしら)
そんなことできるのかしら
(げきじょうというゆめのせかいのなかならばね)
劇場という夢の世界の中ならばね
(さてどこからぴこのものがたりをはじめよう)
さて どこからピコの物語を始めよう
(ゆうえんちなんていうのはどうだい)
遊園地なんていうのはどうだい
(どうしてゆうえんちなの)
どうして遊園地なの
(ゆうえんちにはにんげんのせかいをぬけだすつうろがくちをあけている)
遊園地には人間の世界を抜け出す通路が口を開けている
(とくにゆうえんちがよるになると ひるまおとずれたひとびとのゆめのかけら)
とくに遊園地が夜になると 昼間訪れた人々の夢のかけら
(よろこびのえこー はなやかなもののざんがいがつみかさなり)
喜びのエコー 華やかな物の残骸が積み重なり
(まるでにんげんかいをぬけだすためにしかれたじゅうたんのようだ)
まるで人間界を抜け出すために敷かれた絨毯の様だ
(ちょうげんじつのせかいはにんげんのげんじつのすぐうらがわにある)
超現実の世界は人間の現実のすぐ裏側にある
(おもしろそうねわたしにもそのつうろをみつけられるかしら)
面白そうね 私にもその通路を見つけられるかしら
(にしにふるいやかたがある いまはつかわれていないおばけやしきだ)
西に古い館がある 今は使われていないお化け屋敷だ
(そのなかにきみをれいのせかいにみちびくあんないひとがいるかもしれない)
その中に君を霊の世界に導く案内人がいるかもしれない
(あたしおばけだいすきよ ゆうれいはこわいけどおばけはすき)
あたしお化け大好きよ 幽霊は怖いけどお化けは好き
(そこできみはひとりのともだちにであうことになる)
そこで君はひとりの友達に出逢うことになる
(ともだち)
友達?