ヒカリユメ

(しゃつがうしろまえなことにゆうがたまできづかなかったり)

シャツが後ろ前なことに夕方まで気付かなかったり

(のらねこをみつけたらすぐにちかづいてたいわをこころみたり)

野良猫を見つけたらすぐに近付いて対話を試みたり

(なにもかんがえてないようでいいだしたらきかなくて)

何も考えてないようで 言い出したら聞かなくて

(いつもふりまわされてばっかり)

いつも振り回されてばっかり

(ぬけているところがおおいけどむちゅうなすがたまぶしくて)

抜けているところが多いけど 夢中な姿 眩しくて

(そんなきみにこころうばわれてしまったんだ)

そんな君に心奪われてしまったんだ

(わらしべちょうじゃになりたいと)

わらしべ長者になりたいと

(きみはまたそんなめちゃくちゃをいって)

君はまたそんなめちゃくちゃを言って

(だけどそこがすきだたまらなくすきだ)

だけどそこが好きだ たまらなく好きだ

(きみとならみつけられそうなきがする)

君となら見つけられそうな気がする

(ひかりゆめのしっぽをつかまえにいこう)

ヒカリユメのしっぽを捕まえにいこう

(みちをきかれやすいくせにおそろしくほうこうおんちだったり)

道を聞かれやすいくせに 恐ろしく方向音痴だったり

(らーめんたべるときにじょうずにすすることができなかったり)

ラーメン食べるときに上手に啜ることができなかったり

(なぞなぶぶんがおおすぎてくちよりさきにてがうごいて)

ナゾな部分が多すぎて 口より先に手が動いて

(いつもひやあせかいてばっかり)

いつも冷や汗かいてばっかり

(じぶんのことはにのつぎでだけどはてしなくぶきようで)

自分のことは二の次で だけど果てしなく不器用で

(そんなきみをぎゅっとだきしめてしまいたいんだ)

そんな君をぎゅっと抱きしめてしまいたいんだ

(うちゅうひこうしになりたいと)

宇宙飛行士になりたいと

(むじゃきなかおしてまためちゃくちゃをいって)

無邪気な顔してまためちゃくちゃを言って

(だけどそこがすきだだれよりもすきだ)

だけどそこが好きだ 誰よりも好きだ

(きみとならみつけられそうなきがする)

君となら見つけられそうな気がする

(きらりゆめのかけらさがしにいこうよ)

キラリユメのかけら探しにいこうよ

(からっぽだったこのこころは)

からっぽだったこの心は

(いつのまにかみたされていた)

いつの間にか満たされていた

(さがしていただいじなものはすぐめのまえにあったんだ)

探していた大事なものはすぐ目の前にあったんだ

(たいむましんにのりたいと)

タイムマシンに乗りたいと

(あいもかわらずきみはめちゃくちゃをいってる)

相も変わらず君はめちゃくちゃを言ってる

(だけどそこがすきだたまらなくすきだ)

だけどそこが好きだ たまらなく好きだ

(きみとならきっとだいじょうぶなきがする)

君とならきっと大丈夫な気がする

(ひかりゆめのしっぽをつかまえにいこう)

ヒカリユメのしっぽを捕まえにいこう

(そんなきみがしんだこうつうじこだった)

そんな君が死んだ 交通事故だった

(いますぐぼくもそっちへいくよまってて)

今すぐ僕もそっちへ行くよ 待ってて