暁‐AKATSUKI‐

(いくえにかさねゆくおもいよ)

幾重に重ねゆく想いよ

(あなたへととどくように)

あなたへと届くように

(そらのいろがまだうすぐらいうちにこころひとつにさだめて)

空の色がまだ薄暗いうちに心ひとつに定めて

(つきのいちだけをたしかめてすすむかぜがやけにつきささる)

月の位置だけを確かめて進む風がやけに突き刺さる

(きのうときょうただくりかえすうちにみうしないそうなあすも)

昨日と今日ただ繰り返すうちに見失いそうな明日も

(まえをみつづけるやがておとずれるそれがじぶんのいきかた)

前を見続けるやがて訪れるそれが自分の生きかた

(いにしえにすがるほどよわりはててなどいれない)

古に縋るほど弱り果ててなどいれない

(いくえにかさねゆくおもいよあなたへととどくように)

幾重に重ねゆく想いよあなたへと届くように

(ゆめどもはてないこのみちよときはせつなにもゆる)

行けども果て無きこの道よときは刹那に燃ゆる

(いくえにかさねゆくおもいよあなたへととどくように)

幾重に重ねゆく想いよあなたへと届くように

(ゆけどもはてなきこのみちよときはせつなにもゆる)

行けども果て無きこの道よときは刹那に燃ゆる