晴れのち曇り時々虹

(のみかけのなにかとよみかけのなにかと)

飲みかけの何かと　読みかけの何かと

(わかりかけたなにかがぼくのなかにある)

分かりかけた何かが　僕の中にある

(しょうじきななにかとうそをつくなにかが)

正直な何かと　嘘をつく何かが

(ぼくのなかでからまわってでぐちなんかない)

僕の中で空回って　出口なんかない

(りゅうこうなんてどこふくかぜのぼくのままでいいかい)

流行なんてどこ吹く風の　僕のままでいいかい

(ほらいつだってせかいはきみのもの)

ほら　いつだって世界は君のもの

(なにもみえない？みえなくていい)

何も見えない？見えなくていい

(ぼくらくらいじゃまだそんなもんだよ)

僕らくらいじゃまだそんなもんだよ

(くらいへやのすみっこでいきをひそめてる)

暗い部屋の隅っこで息を潜めてる

(まだみえないほんとうをさがしてみよう)

まだ見えない　本当を　探してみよう

(きたいはずれなきょうがあるからあしたわらえる)

期待はずれな今日があるから　明日笑える

(はれのちくもりときどきにじ)

晴れのち曇り　時々　虹

(そんなまいにちをもてあますぼくらがいる)

そんな毎日をもてあます　僕らがいる

(いいわけのあしあとがとおくとおくつづいてく)

言い訳の足跡が遠く遠く続いてく

(でもだってばっかいってたってしょうがない)

でもだってばっか言ってたってしょうがない

(だれだってひとりぼっちのじかんがあるから)

誰だってひとりぼっちの時間があるから

(みたくもないじぶんとあそぶしかない)

見たくもない自分と遊ぶしかない

(そうぞうよりもちっぽけなこのせかいでまいにち)

想像よりもちっぽけな　この世界で毎日

(けずられるだけのあなたにはなりたくない)

削られるだけのあなたにはなりたくない

(ああわかってない？わかるはずもない)

ああ分かってない？分かるはずもない

(そのじじょうはぼくらのもんじゃない)

その事情は僕らのもんじゃない

(せおわされたみらいをせーのでなげとばそう)

背負わされた未来をせーので投げ飛ばそう

(きみだけのほんとうをさがしにいこう)

君だけの　本当を　探しに行こう

(きたいはずれなきょうにさよならつれていくのは)

期待はずれな今日にさよなら　連れて行くのは

(わずかなゆめとちいさなきたい)

わずかな夢と　小さな期待

(こんなまいにちをくりかえすぼくらだから)

こんな毎日を繰り返す　僕らだから

(どうしようもないこのじかんをむだだっていうのなら)

どうしようもないこの時間を無駄だって言うのなら

(ただしいそのいみをおしえてよ)

正しいその意味を教えてよ

(ふみだしたみちがまちがいでもきっとまだだいじょうぶさ)

踏み出した道が間違いでも　きっとまだ大丈夫さ

(まにあうはずぼくらのぞむならどんなあしたもくるよ)

間に合うはず　僕ら望むなら　どんな明日も来るよ

(きたいはずれなきょうがあるからあしたわらえる)

期待はずれな今日があるから　明日笑える

(はれのちくもりときどきにじ)

晴れのち曇り　時々　虹

(そんなまいにちをもてあましてる)

そんな毎日をもてあましてる

(ぼくらはさあこれからどこへいこうか)

僕らは　さあこれからどこへ行こうか