bin

(ざんこくなことにいくばくねんばけもののすがたをひきずっていきてた)

残酷なことに幾許年化け物の姿を引きずって生きてた

(うまれかわるならひとなみのしあわせをあたえてくださいなって)

生まれ変わるなら人並みの幸せを与えて下さいな…って

(ずっとずっとちをはってすなをかんでへどをはきつづけて)

ずっと、ずっと地を這って砂を噛んで反吐を吐き続けて

(ふこうなじぶんによいしれてぶちまけるゆがみきったじこけんじよく)

不幸な自分に酔いしれてぶちまける歪みきった自己顕示欲

(であいがしらのしょうめんしょうとつのようなふこうがわたしをおそう)

出会い頭の正面衝突の様な不幸が私を襲う

(わるいことなんてなにもしてないけど)

悪いことなんて何もしてないけど

(いきてることじたいがつみなのかもな)

生きてること自体が罪なのかもな…

(きっときっとみらいはあかるくてしあわせなんだと)

きっと、きっと未来は明るくて幸せなんだと

(そんなもうそうににげてたらげんじつにもどされてまわりはてきで)

そんな妄想に逃げてたら現実に戻されて回りは敵で

(あくむにかわった)

悪夢に変わった

(あぁふびんなわたしのせかいをわらうばけものたちのむれは)

あぁ…不憫な私の世界を嗤う化け物たちの群れは

(みにくくちをはってまぬけだな)

醜く地を這って間抜けだな

(ふびんなわたしのこころをこわせおろかものたちよ)

不憫な私の心を壊せ愚か者達よ

(なにもかもがいやになるまえに)

何もかもが嫌になる前に

(みぎをむいてひだりむいてまえならえ)

右を向いて　左向いて前倣え

(さぁまわりむいておなじようにわたしをけとばす)

さぁ、周り向いて　同じ様に私を蹴飛ばす

(おりこうさんないきかたのためにぎせいになってかかしになって)

お利口さんな生き方の為に犠牲になって案山子になって

(どろをすするようなじんせいもここでおわりにしようといきをまいて)

泥をすするような人生もここで終わりにしようと息を巻いて

(けっきょくさいごはなにもできない)

結局最後は何も出来ない

(ふびんなわたしのせかいをわらうばけものたちのむれは)

不憫な私の世界を嗤う化け物たちの群れは

(みにくくちをはってまぬけだ)

醜く地を這って間抜けだ

(ふうんなひろいんをきどるばかなわたしのこころは)

不運なヒロインを気取る馬鹿な私の心は

(くさりきってひどくにおう)

腐りきって酷く臭う

(あぁふびんなわたしのせかいをわらうばけものたちのむれは)

あぁ…不憫な私の世界を嗤う化け物たちの群れは

(みにくくちをはってまぬけだな)

醜く地を這って間抜けだな

(ふびんなこのせかいじゅうをこわせおろかものたちよ)

不憫なこの世界中を壊せ愚か者達よ

(なにもかもがいやになるまえに)

何もかもが嫌になる前に