意味が分かると怖い話89 概要欄に説明あり
右足の悪い叔母
この話を読んだ人たちの気持ちを代弁します。
おい、娘よ。余計なことを言うんじゃないよ。
というわけで、
解説
足が悪いのは演技であった。
子供の前で不自由な設定を間違えてしまった。
右が悪いということだったのに、左を悪そうにしてしまった。
おい、娘よ。余計なことを言うんじゃないよ。
というわけで、
解説
足が悪いのは演技であった。
子供の前で不自由な設定を間違えてしまった。
右が悪いということだったのに、左を悪そうにしてしまった。
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問題文
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(おれにはみぎあしのわるいおばがいる。)
俺には右足の悪い伯母がいる。
(ちちおやのあねにあたるひとだ。)
父親の姉にあたる人だ。
(きんじょにほかのしんるいはいない。)
近所にほかの親類はいない。
(なのでりょうしんがたかいしてからは)
なので両親が他界してからは
(おれのつまにみのまわりのことをてつだってもらうようおねがいをしていた。)
俺の妻に身の回りのことを手伝ってもらうようお願いをしていた。
(あるひ、おばのいえからかえってきたつまがこうもらした。)
ある日、伯母の家から帰ってきた妻がこう漏らした。
(「おばさんはわたしがめしつかいかかせいふにしかおもっていないみたい。」)
「おばさんは私が召使か家政婦にしか思っていないみたい。」
(「もうわたしげんかいよ。おかあさんはよくこれにたえたわね。」)
「もう私限界よ。お義母さんはよくこれに耐えたわね。」
(おれはつまにはいとくかんをおぼえつつも、こうかえした。)
俺は妻に背徳感を覚えつつも、こう返した。
(「へんくつなひとだけど、あのあしじゃふべんだろう。」)
「偏屈な人だけど、あの足じゃ不便だろう。」
(「おれからもいっておくから、たのむよ。」)
「俺からも言っておくから、頼むよ。」
(つまのいいぶんもわかるが、)
妻の言い分もわかるが、
(おばのことをみてみぬふりはできない。)
伯母のことを見て見ぬふりはできない。
(なんとかつまをなだめようとしていると、)
何とか妻をなだめようとしていると、
(つまといっしょにおばのいえへいっていた5さいのむすめがわってはいってきた。)
妻と一緒に伯母の家へ行っていた5歳の娘が割って入ってきた。
(「おばちゃんのことをわるくいわないで!」)
「おばちゃんのことを悪く言わないで!」
(つまがいがいそうなかおでむすめのほうをみてた。)
妻が意外そうな顔で娘のほうを見てた。
(つまからきくに、むすめもつまとどうよう、)
妻から聞くに、娘も妻と同様、
(えらくぞんざいなあつかいをうけているという。)
偉くぞんざいな扱いを受けているという。
(たとえそうであったとしても、)
たとえそうであったとしても、
など
(しょうがいをもったひとをいたわるきもちをもつむすめを、)
障害を持った人をいたわる気持ちを持つ娘を、
(たまらなくいとおしくおもえた。)
たまらなく愛おしく思えた。
(「そうだよな。おばちゃんがかわいそうだもんな。」)
「そうだよな。おばちゃんがかわいそうだもんな。」
(「そうだよ!」)
「そうだよ!」
(「だっておばちゃんに「ひだりのあしもわるいんだね」ってきいたら」)
「だっておばちゃんに『左の足も悪いんだね』って聞いたら」
(「あわててみながしんぱいするからないしょにしてっていわれたの!」)
「慌てて皆が心配するからナイショにしてって言われたの!」