意味が分かると怖い話137 概要欄に説明あり
しかしまだ別のゲームをクリアしていないのでやるのはもう少し先になりそうです。
解説
村人全員が嘘をつく。
通りすがりの村人も嘘をつく村の住人。
ということは、
どちらの道の先にも宿はないということ。
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問題文
(あるかぞくがくるまで)
ある家族が車で
(「むらびとぜんいんがうそをはくむら」)
「村人全員が嘘を吐く村」
(にりょこうにいった。)
に旅行に行った。
(うわさによると、)
噂によると、
(そこのむらびとはぜんいんうそしかつかないということ。)
そこの村人は全員嘘しかつかないということ。
(とうちゃくするとそのむらのそんちょうが)
到着するとその村の村長が
(「ようこそ、このむらはぜんいんしょうじきものですよ。」)
「ようこそ、この村は全員正直者ですよ。」
(とでむかえてくれた。)
と出迎えてくれた。
(しかしまよってしまったので、むらびとに)
しかし迷ってしまったので、村人に
(「やどのばしょはごぞんじですか?」)
「宿の場所はご存じですか?」
(とたずねた。)
と尋ねた。
(するとむらびとは、)
すると村人は、
(「そこのわかれみちをみぎです。)
「そこの分かれ道を右です。
(ひだりはがけになっているのできをつけてください」)
左は崖になっているので気を付けてください」
(ちちはかんがえ、)
父は考え、
(「いまのもうそだろうからみぎががけでひだりにやどがあるんだろう。」)
「今のも嘘だろうから右が崖で左に宿があるんだろう。」
(というけつろんにいたった。)
という結論に至った。
(しかしくるまをはっしんさせようとしたところで、とおりすがりのむらびとが)
しかし車を発進させようとしたところで、通りすがりの村人が
(「あんたたちそこのわかれみちをみぎにいくとがけがあるからきをつけな」)
「あんたたちそこの分かれ道を右に行くと崖があるから気をつけな」
(といってきた。)
と言ってきた。
(ちちはおどろき、)
父は驚き、
(「じゃあやどはどこですか?」)
「じゃあ宿はどこですか?」
(とたずねると)
と尋ねると
(「ひだりだよ」)
「左だよ」
(といってさっていってしまった。)
と言って去って行ってしまった。
(そのかぞくはよくじつ、)
その家族は翌日、
(くるまごとがけからてんらくしたかたちでいたいではっけんされた。)
車ごと崖から転落した形で遺体で発見された。
(かぞくはいったいどっちへまがったのだろうか。)
家族はいったいどっちへ曲がったのだろうか。
(そしてやどはどっちにあったのだろうか。)
そして宿はどっちにあったのだろうか。