藍才

(あいいれぬことでしばってさいはてのおくにしまって)

相容れぬことで縛って 最果ての奥に閉まって

(あいなものだとわかってゆうえつにしりたいをかさねた)

哀なものだとわかって 優越に知りたいを重ねた

(ないたりしたこともあってくらいあしもともみえないでいて)

泣いたりしたこともあって 暗い足元も見えないでいて

(いまはまだとべるようあいぞうかんにしまった)

今はまだ飛べるよう　愛憎感にしまった

(あのひのことも)

あの日のことも

(ことばではなんともないって)

言葉ではなんとも無いって

(ことばではなんともないって)

言葉ではなんとも無いって

(ことばではなんともないってきみといよう)

言葉ではなんとも無いって 君と居よう

(あいさいもすていけたゆたうよをきみをたどるよるべにも)

藍才も捨ていけ　揺蕩う世を 君を辿る　寄る辺にも

(またすこしちがっていたのかなおわることのなきたびじを)

また少し違っていたのかな 終わることのなき旅路を

(いまもみらいもこえていけきみとなぞるゆめも)

今も未来も超えていけ　君となぞる夢も

(たしかないのちやどしてきえたまちのいぶきを)

確かな命宿して　消えた街の息吹きを

(わすれてしまわぬように)

忘れてしまわぬように

(おとなになりたいおもいでさいはてまでかけあがって)

大人になりたい思いで 最果てまで駆け上がって

(あいなものだとわかってあいたいみらいにいないと)

藍なものだとわかって 会いたい未来に居ないと

(ながしたなみだのわけなどないとうそぶくよわさをまえにして)

流した涙の理由などないと 嘯く弱さを前にして

(いまはまだとべるようあいぞうかんにしまった)

今はまだ飛べるよう　愛憎感にしまった

(あのひのことも)

あの日のことも

(あなたならなんともないって)

貴方ならなんともないって

(あなたならなんともないって)

貴方ならなんともないって

(あなたならなんともないっていうのかな)

貴方ならなんともないって 言うのかな

(あいまいにしてきたことさえもたしかなじぶんをつくってくの)

曖昧にしてきたことさえも 確かな自分を創ってくの

(やりなおしたいことさえもいまはもうないと)

やり直したいことさえも　今はもうないと

(あすをえらぶよ)

明日を選ぶよ

(わらってもないてもさいごだとたちあがってゆくそのすがたも)

笑っても泣いても最後だと 立ち上がってゆくその姿も

(ここにいることそれだけがすべてだと)

ここに居ること　それだけが全てだと

(こころおもうもよう)

心想う模様

(あいさえもうれいてまたたくようきみとふたりのおもいでにも)

愛さえも憂いて　瞬くよう 君と二人の思い出にも

(まだすこしわらっていたのかな)

まだ少し笑っていたのかな

(あいさいもすていけたゆたうよをきみをたどるよるべにも)

藍才も捨ていけ　揺蕩う世を 君を辿る　寄る辺にも

(またすこしちがっていたのかなおわることのなきたびじを)

また少し違っていたのかな 終わることのなき旅路を

(いまもみらいもこえていけきみとなぞるゆめも)

今も未来も超えていけ　君となぞる夢も

(たしかないのちやどしてきえたまちのいぶきを)

確かな命宿して　消えた街の息吹きを

(わすれてしまわぬように)

忘れてしまわぬように