プラネタリウム/いきものがかり

(まんてんのよぞらから)

満天の夜空から

(はぐれたほうきぼしを)

はぐれたホウキ星を

(まるでぼくらのようだと)

まるで僕らのようだと

(きみはやさしくわらった)

君は優しく微笑(わら)った

(わずかなきぼうのすべてを)

わずかな希望の全てを

(かがやきにかえたくて)

輝きに変えたくて

(けなげなそのひかりに)

けなげなその光に

(ぼくらはゆめをたくした)

僕らは夢を託した

(ひとりじゃないとしって)

ひとりじゃないと知って

(このてはつよくなれた)

この手は強くなれた

(いまはもうきこえないそのこえに)

今はもう聴こえないその声に

(ぼくはまたうなずいて)

僕はまた　うなずいて

(かなしみのよるをこえて)

悲しみの夜を越えて

(ぼくらはあるきつづける)

僕らは歩き続ける

(ねがいはおもいは)

願いは　想いは

(はてしないそらをゆめみてしまうから)

果てしない宇宙(そら)を夢見てしまうから

(たとえひとときだけでも)

たとえひとときだけでも

(きらめくことができたら)

きらめくことができたら

(こころはほらいま)

こころは　ほら　今

(こぼれたひかりにてをのばすよ)

こぼれた光に　手を伸ばすよ

(きみがくれたてがみを)

君がくれた手紙を

(まだすてられないまま)

まだ捨てられないまま

(なんどもよんだもじに)

何度も読んだ文字に

(ありがとうとかきたした)

「ありがとう」と書き足した

(はるかなまちのかなた)

はるかな街のかなた

(きみにもみえてるかな)

君にも見えてるかな

(さよならやさしいこのばしょから)

「さよなら」優しいこの場所から

(ぼくもまたたびだつよ)

僕もまた　旅立つよ

(かなしみがいつかそこで)

悲しみがいつかそこで

(ぼくらをひきとめようとも)

僕らを引き止めようとも

(ねがいはおもいは)

願いは　想いは

(うつくしいみらいをえがいていくから)

うつくしい明日(みらい)を描いていくから

(たとえまぼろしだとしても)

たとえまぼろしだとしても

(みつけることができたら)

見つけることができたら

(こころはほらいま)

こころは　ほら　今

(こぼれたひかりにてをのばすよ)

こぼれた光に　手を伸ばすよ

(かなしみのそのむこうで)

悲しみのその向こうで

(きみとまたであえるまで)

君とまた出会えるまで

(ねがいはおもいは)

願いは　想いは

(ゆるぎないことばをつたえていくから)

揺るぎない閃光(ことば)を伝えていくから

(かなしみのよるをこえて)

悲しみの夜を越えて

(ぼくらはしんじつづける)

僕らは信じ続ける

(ねがいはおもいは)

願いは　想いは

(おわらないせかいをゆめみてしまうから)

終わらない生命(せかい)を夢見てしまうから

(たとえひとときだけでも)

たとえひとときだけでも

(きらめくことができたら)

きらめくことができたら

(こころはほらいま)

こころは　ほら　今

(こぼれたひかりにてをのばすよ)

こぼれた光に　手を伸ばすよ