例えば

(たとえばきみのこえがきけなくなったらかわりにわたしがぜんぶうたにしてせかいにとどける)

例えば君の声が聴けなくなったら　代わりに私が全部歌にして世界に届ける

(わたしがきみのぎたーになる)

私が君のギターになる

(たとえばじゆうにうごけなくなってもかわりにわたしがきみのゆめをかなえてみせる)

例えば自由に動けなくなっても　代わりに私が君の夢を叶えてみせる

(わたしはまほうのすてっきになる)

私は魔法のステッキになる

(だれにでもやさしくないとこがすきわたしにだけやさしいとこがすきなのさ)

誰にでも優しくないとこが好き　私にだけ優しいとこが好きなのさ

(きみもせろりにがてなのにあーんしたらたべてくれるとこがすき)

君もセロリ苦手なのに　アーンしたら食べてくれるとこが好き

(すきなとこあげてけばきりがないけどつよいふりしてときによわるきみを)

好きなとこ挙げてけばキリがないけど　強いフリして時に弱る君を

(あまりあまえさせてあげられなかったとおもってるよ)

あまり甘えさせてあげられなかったと　思ってるよ

(だいじになんておもえばおもうほどにまちがっちゃったりする)

大事になんて　思えば思うほどに間違っちゃったりする

(こんなわたしだけどいっしょういっしょにいたくてどうしようもないの)

こんな私だけど　一生一緒に居たくてどうしようもないの

(たとえばきみのめがみえなくなってわたしがうつらなくたってまいにちおしゃれしてるから)

例えば君の目が見えなくなって　私が映らなくたって毎日お洒落してるから

(めをとじればあえるでしょ)

目を閉じれば会えるでしょ

(たとえばきみがこころとざしてしまってよるがあけてくれなくたって)

例えば君が心閉ざしてしまって　夜が明けてくれなくたって

(ひっしでわらってみるからわたしはきみのたいようになる)

必死で笑ってみるから　私は君の太陽になる

(いつまでたってもこどもでごめんねがまんばっかさせたはずなのに)

いつまで経っても子供でごめんね　我慢ばっかさせたはずなのに

(おまえにはおれしかいないっておれがまもるしかないって)

お前には俺しかいないって　俺が守るしかないって

(そういうきみのほうはきっともっといいこがいるはずね)

そういう君の方は　きっともっといい子がいるはずね

(ごめんねせめてせかいでいちばんあいしているわ)

ごめんね　せめて世界で一番愛しているわ

(きみのためなんておもえばおもうほどわからなくなったりする)

君の為なんて　思えば思うほど分からなくなったりする

(こんなわたしだけどあいしてくれるきみもうはなさないの)

こんな私だけど　愛してくれる君　もう離さないの

(たとえばわたしのことわすれちゃってもきみにはかわりはないから)

例えば私のこと忘れちゃっても　君には変わりはないから

(もういちどであいにいくからどこかでずっといきていて)

もう一度出会いに行くから　どこかでずっと生きていて

(たとえばおなじごはんじゃなくなっても)

例えば同じご飯じゃなくなっても

(おいしかったもののしょくれぽにはてをぬかないでわたしはうたうほうせきばこや)

美味しかったものの食レポには手を抜かないで　私は歌う宝石箱や

(たとえばあしたわたしがしんでしまったらいっぱいないてかなしんでね)

例えば明日　私が死んでしまったら　いっぱい泣いて悲しんでね

(ちょっとのあいだ)

ちょっとの間

(でもめがはれたころにはそらもはれるようにわたしのでばんね)

でも目が腫れた頃には　空も晴れるように私の出番ね

(はなれてたって)

離れてたって

(いっしょういっしょよだいすきよ)

一生一緒よ大好きよ