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問題文
(かあさんがしんだ。)
母さんが死んだ。
(いまさらのように、いままでをこうかいした。)
今更のように、今までを後悔した。
(ちいさなことでけんかしたし、さんざんはんこうもしてきた。)
小さなことで喧嘩したし、散々反抗もしてきた。
(「ありがとう」をいえなかった。)
「ありがとう」を言えなかった。
(「ごめんなさい」がいえなかった。)
「ごめんなさい」が言えなかった。
(それでもまえにすすもうと、まえをむいた。)
それでも前に進もうと、前を向いた。
(だが、げんじつはざんこくだ。)
だが、現実は残酷だ。
(がっこうではびんぼうあつかいされ、いじめをうけている。)
学校では貧乏扱いされ、いじめを受けている。
(せんせいもなにもたいおうしない。)
先生も何も対応しない。
(いえではおやじがおんなあそびとさけにおぼれ)
家では親父が女遊びと酒に溺れ
(おれのすくないちょきんすらつかいはたした。)
俺の少ない貯金すら使い果たした。
(ばいとさきでは、せんぱいにしごとをおしつけられる。)
バイト先では、先輩に仕事を押し付けられる。
(てんちょうはみてみぬふり。)
店長は見て見ぬふり。
(こうはいはそれをみてわらっている。)
後輩はそれを見て笑っている。
(おれらがすんでいるぼろあぱーとのやちんすら)
俺らが住んでいるボロアパートの家賃すら
(はらえていない。)
払えていない。
(しゃっきんはしてるくせに。)
借金はしてるくせに。
(おやじはあそび、ともだちはあおり、せんぱいはみくだす。)
親父は遊び、友達は煽り、先輩は見下す。
(じゃあそうだんまどぐちにそうだんする?)
じゃあ相談窓口に相談する?
(でんわをかえるほどのかねがあるとおもうか?)
電話を買えるほどの金があると思うか?
(せいかつほごをうける?)
生活保護を受ける?
(そのかねはぜったいおやじにつかわれる。)
その金は絶対親父に使われる。
(おれはこのさきのことにぜつぼうし、ぜんすんでいたあぱーとの)
俺はこの先のことに絶望し、前住んでいたアパートの
(べやにはいった。)
部屋に入った。
(かぎはもっていたし、あきべやだったからだ。)
鍵は持っていたし、空き部屋だったからだ。
(そこはちょうどいいたかさだったし、)
そこはちょうどいい高さだったし、
(ひとめもすくなかったからだ。)
人目も少なかったからだ。
(おれはべらんだへのとびらをあけ、さくにのった。)
俺はベランダへの扉を開け、柵に乗った。
(ゆらめくかぜが、まるでおれのしをそそのかしているような。)
揺らめく風が、まるで俺の死をそそのかしているような。
(そのとき、かぜにのってなにかがとんできた。)
その時、風に乗って何かが飛んできた。
(これはてがみか?)
これは手紙か?
(「このてがみはきっといつかとどけられるでしょう。)
「この手紙はきっといつか届けられるでしょう。
(いま、しにたいですか?」)
今、死にたいですか?」
(もちろんしにたいです。)
もちろん死にたいです。
(「じゃあ、しあわせになってほしいひとはいますか?」)
「じゃあ、幸せになってほしい人はいますか?」
(...います。)
...います。
(「あなたがしんだとき、そのひとはかなしむとおもいませんか?」)
「あなたが死んだとき、その人は悲しむと思いませんか?」
(...)
...
(「このさきに99%のじごくがまっているとしても、)
「この先に99%の地獄が待っているとしても、
(いきてみてその1%にかけないのですか?)
生きてみてその1%に賭けないのですか?
(しあわせになりたくないのですか?」)
幸せになりたくないのですか?」
(...)
...
(「そのみちをすすめなくするのは、あなたなのですか?」)
「その道を進めなくするのは、あなたなのですか?」
(...)
...
(おれのめにはなみだがとまらなくなっていた。)
俺の目には涙が止まらなくなっていた。
(しがなみだでにじみ、ぬれていく。)
紙が涙でにじみ、濡れていく。
(おれはなにをしていたんだ。)
俺は何をしていたんだ。
(たまたまのぐうぜんなのか。)
たまたまの偶然なのか。
(かみさまがたすけてくれたのか、)
神様が助けてくれたのか、
(それとも...)
それとも...
(「てんごくのははからなのか。」)
『天国の母からなのか。』