りんごの泪
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歌詞(問題文)
(やまのかけすがあはれとなくたびに)
山の鵥があはれと啼くたびに
(むらのむすめはりんごをひとつもぐ)
村の娘はりんごを一つもぐ
(なぜ)
なぜ
(なぜ)
なぜ
(りんごはおもう)
りんごは思う
(どうしてひとりになるのかな)
どうして独りになるのかな
(でもでも)
でもでも
(りんごはつげる)
りんごは告げる
(ととさまかかさまおさらばじゃ)
父さま母さまおさらばじゃ
(りんごりんごりんご)
りんごりんごりんご
(りんごのかなしみかごのなか)
りんごの哀しみ籠の中
(りんごりんごりんご)
りんごりんごりんご
(りんごのかなしみかごのなか)
りんごの哀しみ籠の中
(あるよおばばがろばたでいうことにゃ)
ある夜お婆が炉端で言うことにゃ
(ひとにかわれてりんごはあかいとさ)
人に買われてりんごは紅いとさ
(なぜ)
なぜ
(なぜ)
なぜ
(りんごはおもう)
りんごは思う
(どうしてうられてゆくのかな)
どうして売られてゆくのかな
(でも)
でも
(でも)
でも
(りんごはつげる)
りんごは告げる
(あにさまあねさまおさらばじゃ)
兄さま姉さまおさらばじゃ
(りんごりんごりんご)
りんごりんごりんご
(りんごのかなしみかごのなか)
りんごの哀しみ籠の中
(りんごりんごりんご)
りんごりんごりんご
(りんごのかなしみかごのなか)
りんごの哀しみ籠の中
(じゅうごじごじゅうよんふん)
十五時五十四分
(あおもりはつうえのゆききゅうこうつがる)
青森発上野行急行津軽
(りんごはきょうもうられていく)
りんごは今日も売られていく
(おいわきやまのふもとでは)
お岩木山の麓では
(おさるのやさぶろてをふって)
お猿の弥三郎手を振って
(かじるりんごもめにしみて)
齧るりんごも目にしみて
(きしゃはじょんがらじょんがらと)
汽車はじょんがらじょんがらと
(ながすなみだのちのいろは)
流す泪の血の色は
(ついにりんごをあかくそめ)
ついにりんごを紅く染め
(つきよにほたるもさびしがり)
月夜に蛍も淋しがり
(きしゃはじょんがらじょんがらと)
汽車はじょんがらじょんがらと
(りんごりんごりんご)
りんごりんごりんご
(りんごのかなしみかごのなか)
りんごの哀しみ籠の中
(りんごりんごりんご)
りんごりんごりんご
(りんごのかなしみかごのなか)
りんごの哀しみ籠の中