【世界の終わり】バードマン

(おはようｅａｒｌｙｂｉｒｄ)

おはよう Early bird

(とべないとりのなまえが)

飛べない鳥の名前が

(こんなぼくの)

こんな僕の

(はじまりによくにあうな)

始まりによく似合うな

(でんせんにとまったとりたちはいま)

電線にとまった鳥たちは今

(ごせんふのうえの)

五線譜の上の

(おんぷみたいにそらをかける)

音符みたいに空を駆ける

(いっぽうこのぼくがとくするのはさんもん)

一方この僕が　得するのは三文

(はねのないせなか)

羽のない背中

(まるめてためいきはいた)

丸めて溜め息吐いた

(わかってるそういいたくなる)

分かってる　そう言いたくなる

(むじんのべんちで)

無人のベンチで

(おはようｅａｒｌｙｂｉｒｄ)

おはよう Early Bird

(がんばれたらそうしたいよ)

頑張れたらそうしたいよ

(こんなところでみちくさくってるけど)

こんな所で　道草食ってるけど

(なんでいま)

何で　今

(ようしゃもなく)

容赦もなく

(はじまったきょうは)

始まった今日は

(こんなにまぶしいんだ)

こんなに眩しいんだ

(ただうまくいかないそのときかんじる)

ただ上手くいかない　その時感じる

(あまえてるとかなまけてるなんてとくめいのしせん)

甘えてるとか怠けてるなんて匿名の視線

(そんなのだれだってのぞんでないし)

そんなの誰だって　望んでないし

(どっちかえらべるならそらとべるほうになりたい)

どっちか選べるなら空飛べる方になりたい

(わかってるそういいたくなる)

分かってる　そう言いたくなる

(むじんのべんちで)

無人のベンチで

(おはようｅａｒｌｙｂｉｒｄ)

おはよう Early bird

(がんばれたらそうしたいよ)

頑張れたらそうしたいよ

(こんなところでくすぶってばっかだけど)

こんな所で　燻ってばっかだけど

(なんでいま)

何で今

(ようしゃもなく)

容赦もなく

(はじまったきょうは)

始まった今日は

(こんなにまぶしいんだ)

こんなに眩しいんだ

(きょうもなにもできない)

今日も何も出来ない

(そんなひがまたおわっていく)

そんな日がまた終わっていく

(でもきっとあしたはああ)

でもきっと　明日は　ああ

(ｅａｒｌｙｂｉｒｄ)

Early bird

(さいあくだったきのうも)

最悪だった昨日も

(あんなひどいおもいをしたあのひも)

あんな酷い　想いをしたあの日も

(きっときょうの)

きっと今日の

(ためだったんだと)

為だったんだと

(いえるじゅんびは)

言える準備は

(いつでもしておくから)

いつでもしておくから

(おはようｅａｒｌｙｂｉｒｄ)

おはよう Early bird

(なにもねてたわけじゃないさ)

何も寝てた訳じゃないさ

(どんなひびもなんとかつなげてきたから)

どんな日々も　何とか繋げてきたから

(きっといま)

きっと今

(ようしゃもなく)

容赦もなく

(はじまったきょうが)

始まった今日が

(こんなにいとしいんだ)

こんなに愛しいんだ

(こんなにまぶしいんだ)

こんなに眩しいんだ

(こんなにいとしいんだ)

こんなに愛しいんだ