嘘じゃないよ

(むねのこのいたみは)

胸のこの痛みは

(もうあなたがさいごかもしれない)

もう貴方が最後かもしれない

(ほらねもどかしいの)

ほらね　もどかしいの

(たやすくくずれてしまうこともわかるから)

容易く崩れてしまうことも　わかるから

(すきっていえたら)

「好き」って言えたら

(どれだけらくか)

どれだけ楽か

(ほらまたりきんだまたいきんだ)

ほらまた力んだ　また息んだ

(あなたといたいといえたら)

「貴方と居たい」と言えたら

(どれだけらくか)

どれだけ楽か

(まだまだいっぽもふみだせてないな)

まだまだ一歩も踏み出せてないな

(どのかじつもおなじような)

どの果実も同じような

(あじしかしないななんなんだ)

味しかしないな　なんなんだ

(あなたがまぶしすぎるがゆえに)

貴方が眩しすぎるが故に

(うつくしいたいようよわたしのそばでさ)

美しい太陽よ　私の側でさ

(ないたのは)

泣いたのは

(けしてあなたのせいではないよ)

決して貴方のせいではないよ

(うそじゃないよ)

嘘じゃないよ

(わりきるのは)

割り切るのは

(べつになんともなくいきていけるよ)

別になんともなく生きていけるよ

(うそじゃないよ)

嘘じゃないよ

(よりそいあえたら)

寄り添い合えたら

(どれだけのふこうも)

どれだけの不幸も

(いとしくおもえてくるんだろうな)

愛しく思えてくるんだろうな

(たがいにきずつきはなれることがあっても)

互いに傷つき離れる事があっても

(きづいてはいるからもどってくるんだ)

気づいてはいるから戻ってくるんだ

(どのあいのうたも)

どの愛の歌も

(いまいちしっくりこなくてこまってるよ)

いまいちしっくりこなくて困ってるよ

(なんなんだ)

なんなんだ

(たすけてほしいのあたためてほしいの)

助けてほしいの　温めてほしいの

(そのかんじょうがさわたしのよわさだ)

その感情がさ　私の弱さだ

(かくしたのは)

隠したのは

(きらわれたくないからじゃないよ)

嫌われたくないからじゃないよ

(うそじゃないよ)

嘘じゃないよ

(ゆめみたのは)

夢見たのは

(けしてあなたのせいではないよ)

決して貴方のせいではないよ

(うそじゃないよ)

嘘じゃないよ

(これじゃよるもねむれないよ)

これじゃ夜も眠れないよ

(しんぱいないようそじゃないよ)

心配ないよ　嘘じゃないよ

(またそうやってうそをついて)

またそうやって嘘をついて

(いったりきたりのおもいも)

行ったり来たりの思いも

(まとまりきらないあいも)

まとまりきらない愛も

(ひさんにしずむなら)

悲惨に沈むなら

(はなれるのは)

離れるのは

(べつにあなたのせいではないよ)

別に貴方のせいではないよ

(うそじゃないよ)

嘘じゃないよ

(わらってるのは)

笑ってるのは

(むりをしているわけではないよ)

無理をしているわけではないよ

(うそじゃないよ)

嘘じゃないよ

(うそじゃなくないようそじゃないよ)

嘘じゃなくないよ　嘘じゃないよ