あんたにあっかんべ

(さんねんまえにわかれたっておもいですこしころがって)

三年前に別れたって　思い出　少し　転がって

(もうもどりたくはないけれどわすれることもむりだって)

もう戻りたくはないけれど　忘れることも無理だって

(ねぇねぇあんたはどっかでさたのしそうにいきてんの)

ねぇねぇあんたは　どっかでさ　楽しそうに生きてんの？

(まぁおしあわせにすごしなさい)

まぁ　お幸せに　過ごしなさい

(ふってふってのちふられたわたしはずぶぬれのままたちつくす)

降って　降って　後　ふられた私は　ずぶ濡れのまま立ち尽くす

(ふりまわされることもつらくはなかったじきがありました)

振り回されることも　辛くはなかった時期がありました

(ほらとんとんとんかたあしでけんけんぱ)

ほら　トントントン　片足でけんけんぱ

(ふらついてぐらついてたおれそうなって)

ふらついて　ぐらついて　倒れそう　なって

(まだとんとんとんむなしさとれんせんだ)

まだ　トントントン　虚しさと連戦だ

(そらにつよがりをさして)

空に強がりを　差して

(だから)

だから

(よってらっしゃいみてらっしゃい)

寄ってらっしゃい見てらっしゃい

(いつもよりおおくまわすんで)

いつもより多く回すんで

(よってらっしゃいみてらっしゃい)

寄ってらっしゃい見てらっしゃい

(からまわるこころだ)

空回る心だ

(よってらっしゃいみてらっしゃい)

寄ってらっしゃい見てらっしゃい

(いまさらみりょくにきづいてもね)

今さら魅力に気付いてもね

(ぜんぜんおそいわ)

全然　遅いわ

(あんたにあっかんべ)

あんたにあっかんべ

(どうでもいいことなんだけどわたしからはなれたのはなぜ)

どうでもいいことなんだけど　私から離れたのは何故？

(おいていかれたかさのようにはれたらもういらないのかな)

置いていかれた　傘の様に　晴れたら　もう要らないのかな？

(それともちがうだれかのことまちがえてもってっちゃったの)

それとも　違う誰かのこと　間違えて持ってっちゃったの？

(わたしとどこがちがうの)

私とどこが違うの？

(ふたりかたをよせせまいねとあめをしのぐしあわせなくうかん)

二人　肩を寄せ　「狭いね」と　雨をしのぐ　幸せな空間

(ひみつのじかんごとどこかへおいていったみたいなんだ)

秘密の時間ごと　どこかへ　置いていったみたいなんだ

(ほらとんとんとんさびしさとじゃんけんだ)

ほら　トントントン　寂しさと　じゃんけんだ

(かちそうでまけたりあいこになったり)

勝ちそうで　負けたり　あいこになったり

(でもとんとんとんきぶんやのはんげきだ)

でも　トントントン　気分屋の反撃だ

(つよくこころをかかげた)

強く　心を　掲げた

(だから)

だから

(よってらっしゃいみてらっしゃい)

寄ってらっしゃい見てらっしゃい

(まだまだわたしをみがいて)

まだまだ私を磨いて

(よってらっしゃいみてらっしゃい)

寄ってらっしゃい見てらっしゃい

(つぼみがふくらんで)

つぼみが膨らんで

(よってらっしゃいみてらっしゃい)

寄ってらっしゃい見てらっしゃい

(きおくのはてへととばしちゃえば)

記憶の果てへと飛ばしちゃえば

(はれやかなえがお)

晴れやかな笑顔

(あんたにあっかんべ)

あんたにあっかんべ

(ないたりわらったりけんかもなかなおりもくりかえしていたね)

泣いたり笑ったり　喧嘩も仲直りも　繰り返していたね

(くもゆきをきにしてすごしたじかんさえむだにおもえた)

雲行きを　気にして　過ごした時間さえ　無駄に思えた

(ほらとんとんとんかたあしでけんけんぱ)

ほら　トントントン　片足でけんけんぱ

(ふらついてぐらついてたおれそうなって)

ふらついて　ぐらついて　倒れそう　なって

(まだとんとんとんなにごともけいけんだ)

まだ　トントントン　何事も経験だ

(ぱっときもちがひらいた)

ぱっと　気持ちが　開いた

(だから)

だから

(よってらっしゃいみてらっしゃい)

寄ってらっしゃい見てらっしゃい

(いつもよりおおくまわすんで)

いつもより多く回すんで

(よってらっしゃいみてらっしゃい)

寄ってらっしゃい見てらっしゃい

(はしりだすこころだ)

走り出す心だ

(よってらっしゃいみてらっしゃい)

寄ってらっしゃい見てらっしゃい

(ますますみりょくがとまらないの)

ますます魅力が止まらないの

(かがやくわたしが)

輝く私が

(あんたにあっかんべ)

あんたにあっかんべ

(いまさらおそいわ)

今さら　遅いわ

(あんたにあっかんべ)

あんたにあっかんべ