青華

(うまれながらにわけられて)

産まれながらに分けられて

(なにがちがうとくらべてる)

何が違うと比べてる

(くしゃくしゃにしたなげきを)

クシャクシャにした嘆きを

(ごみばこにすてながめてた)

ゴミ箱に捨て眺めてた

(わらえるばしょはどこにある？)

笑える場所はどこにある？

(はなさくばしょはどこにある？)

花咲く場所はどこにある？

(ひかりとみずをうばったかみさまはいまだれみてる)

光と水を奪った神様は今誰見てる

(ここにいるここにいるよ)

ここにいる　ここにいるよ

(さけんだってとどきはしない)

叫んだって届きはしない

(あいせるかじぶんじしんを)

愛せるか自分自身を

(そだてなきゃたねを)

育てなきゃ種を

(さだめなんかはからしてしまえ)

定めなんかは枯らしてしまえ

(そこにさきほこれなもなきはなたち)

そこに咲き誇れ　名もなき花たち

(みててくださいみててください)

見ててください　見ててください

(かわるためにぼくはきみとであう)

変わるために僕は君と出会う

(あめはふれどいろをつけた)

雨は降れど色をつけた

(あきらめていたひかりはかくどをかえてあらわれた)

諦めていた光は角度を変えて現れた

(きらきらとしたせかいは)

キラキラとした世界は

(よわいぼくらをあやしてた)

弱い僕らをあやしてた

(ひつようとするひとがいる)

必要とする人がいる

(みとめられたいひとがいる)

認められたい人がいる

(くちにせずともかんじた)

口にせずとも感じた

(きらいなものがいっしょだった)

嫌いなものが一緒だった

(さがしてるさがしてるよ)

探してる　探してるよ

(さけんだってとどきはしない)

叫んだって届きはしない

(きみのためぼくらのため)

君のため　僕らのため

(そだてなきゃはなを)

育てなきゃ花を

(うつくしくさけつよくねをはれ)

美しく咲け　強く根を張れ

(ふまれてもぼくらはしたをむかない)

踏まれても僕らは下を向かない

(みててくださいみててください)

見ててください　見ててください

(どんなはなともちがうきれいないろ)

どんな花とも違う綺麗な色

(あおのそばにいろをそえる)

青の側に色を添える

(あたりまえとおもってた)

当たり前と思ってた

(ひとりでなまえをかくとうあんようし)

一人で名前を書く答案用紙

(１と１をたしてみたら１００をこえて１０００になって)

1と1を足してみたら100を超えて1000になって

(しった)

知った

(よわいところもたりないところも)

弱い所も足りない所も

(すべてうめあってそだてていくんだ)

全て埋め合って育てていくんだ

(ぼくたちのはなせかいにさけと)

僕たちの花　世界に咲けと

(いまもこころをこめてうたっている)

今も心を込めて歌っている

(さだめなんかはからしてしまえ)

定めなんかは枯らしてしまえ

(そこにさきほこれなもなきはなたち)

そこに咲き誇れ　名もなき花たち

(みててくださいみててください)

見ててください　見ててください

(かわるためにぼくはきみとであう)

変わるために僕は君と出会う

(はなはわらうはなはうたう)

花は笑う　花は歌う