373系(F1)
373系。
373系は1995年に登場したJR東海の特急、近郊形直流電車。身延線で運行されていた急行、富士川には国鉄時代に製造された165系が充当されていたが、ほとんどの編成が30年以上経過していたせいか、老朽化、陳腐化が進んでいた。そこで、165系の老朽化に伴う取替えを主目的として、中長距離の普通から特急まで、幅広い運用に応える汎用性の高い車両として開発された。車体はステンレス製、前頭部のみ普通鋼製。制御電動車であるクモハ373形にはVVVFインバータや集電装置、補助電源装置など主要機器を集中搭載し、制御車であるクハ372形には空気圧縮機を搭載する。主回路制御は383系と同じVVVFインバータ方式を採用し、整流素子にGTOサイリスタを用いたC-SC35を搭載する。383系で採用されたVVVFインバータ装置に対してソフト変更を行ったものであり、インバータ1基で1基の電動機を制御する、1C1M構成のインバータを4基備える。JR東海の在来線用電車では383系に次ぐ採用例であるが、JR東海でのGTO素子の採用はこの373系で終了。313系、700系以降の新幹線電車ではIGBT素子のVVVFインバータが採用された。補助電源装置は135KVAの容量を持つC-SC36静止形インバータを搭載。主電動機は自己通風式かご形三相誘導電動機C-MT66を搭載。集電装置はシングルアーム式、C-PS27A。373系は特急ふじかわや伊那路、快速、ホームライナー、普通はもちろん、臨時列車、イベント列車などでも運用されている。F1は2024年4月現在、特急、ふじかわ、伊那路、快速、ホームライナー、普通を中心に運用中。※ご注意、記載している車両、路線、運用、列車、内容、動向などはあくまでも作成者の見たまま、見解、予想、推測とする。
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