故にユーエンミ―

(あなのあいたなべにくのないかれー)

穴の開いた鍋 肉のないカレー

(たりないのはかわりがあるから)

足りないのは 代わりがあるから？

(ひとりのおはしひとりのくつ)

一人のお箸 一人の靴

(はりのないとけいたりないかんけい)

針の無い時計 足りない関係

(からのしゃんぷーみたされたごみ)

空のシャンプー 満たされたゴミ

(どっちがいるどっちもいらない)

どっちが要る？ どっちもいらない？

(そろえばいみなすわたしのあばたー)

揃えば意味なす 私のアバター

(ふたりでひとつよわたしとあなた)

二人で一つよ 私とあなた

(いとしいものははなさないで)

愛しい物は離さないで

(きみはあいそのものだ)

「君は愛そのものだ！」

(ゆえにゆーえんみーゆーえんみー)

ゆえに ユーエンミー ユーエンミー

(ゆーえんみーらぶらぶ)

ユーエンミー ラブラブ

(あいしてくゆえにわすれてくゆえに)

愛してく故に、忘れてく故に

(ゆーえんみーゆーえんみー)

ユーエンミー ユーエンミー

(ゆーえんみーらぶらぶ)

ユーエンミー ラブラブ

(てにいれるゆえになくしてくゆえに)

手に入れる故に、無くしてく故に

(ゆーえんみーゆーえんみー)

ユーエンミー ユーエンミー

(ゆーえんみーらぶらぶ)

ユーエンミー ラブラブ

(いきていくゆえにしんでいくゆえに)

生きていく故に、死んでいく故に

(ゆーえんみーゆーえんみー)

ユーエンミー ユーエンミー

(ゆーえんみーらぶらぶ)

ユーエンミー ラブラブ

(ぅ)

ぅ？

(う)

う

(ひとりのおはしすんたらずで)

一人のお箸 (寸足らずで)

(ひとりのくつちからぶそくで)

一人の靴 (力不足で)

(はりのないとけいいみがないよ)

針の無い時計 (意味がないよ)

(たりないかんけい)

足りない関係？

(でもさそれはちがうんだ)

「でもさ、それは違うんだ。

(だってきみがえらんでいるゆえ)

だって君が選んでいるゆえ

(ゆえにそこにいるはずなのに)

故に、そこにいるはずなのに

(ゆうれいみたいにきらわれて)

ユウレイみたいに嫌われて」

(でもさそれでいいんだよ)

「でもさ、それで良いんだよ。

(ひどいとかきれいごといわないで)

酷いとか、綺麗事言わないで。

(だってぼくもわたしもみんなゆうれい)

だって、僕も私もみんなユウレイ。

(わがままなゆうれいさ)

わがままなユウレイさ」

(ゆえに)

故に？

(ゆえに)

ゆえに！

(ゆーえんみーゆーえんみー)

ユーエンミー ユーエンミー

(ゆーえんみーらぶらぶ)

ユーエンミー ラブラブ

(しんじてるゆえにうらぎられるゆえに)

信じてる故に、裏切られる故に

(ゆーえんみーゆーえんみー)

ユーエンミー ユーエンミー

(ゆーえんみーらぶらぶ)

ユーエンミー ラブラブ

(そばにいるゆえにきづかないゆえに)

傍にいる故に、気付かない故に

(えいえんにえいえんにえいえんにらぶらぶ)

永遠に 永遠に 永遠に ラブラブ？

(いきていくためにしんでいくために)

生きていく為に？死んでいく為に？

(えいえんにえいえんにえいえんにらぶらぶ)

永遠に 永遠に 永遠に ラブラブ！

(ゆーえんみーゆーえんみー)

ユーエンミー ユーエンミー

(ゆーえんみーらぶらぶ)

ユーエンミー ラブラブ？

(きみはなにをしっていてきみはなにをえらぶ)

君は何を知っていて、君は何を選ぶ？

(ゆーえんみーゆーえんみー)

ユーエンミー ユーエンミー

(ゆーえんみーらぶらぶ)

ユーエンミー ラブラブ！

(あなのあいたなべにくのないかれー)

穴の開いた鍋 肉のないカレー

(たりないのはかわりがあるから)

足りないのは 代わりがあるから。