ソワレ

(あのたそがれもおりたためばしじま)

あの黄昏も　折り畳めば静寂

(ぼくらのまちじゃくらがりはあいずだ)

僕らの街じゃ　暗がりは合図だ

(あかりをけしてはじめようまくよひらけ)

灯を消して　はじめよう　幕よ開け

(みあげねがいをあなたのように)

見上げ願いを　あなたのように

(かわらずあっていたいきらめきのヴぇーるを)

変わらず在っていたい　きらめきのヴェールを

(めもとにほうきぼしえがいて)

目元に箒星　描いて

(またたいたそわれいまだ)

瞬いた　ソワレ　今だ！

(ねいきをたてるたいようのめをぬすんで)

寝息を立てる太陽の　目を盗んで

(だいだっそうさにげだそうぜ)

大脱走さ　逃げ出そうぜ

(あさまだきそらをまたぐしおりをはさんだら)

朝未だき　空を跨ぐ　栞を挟んだら

(いかなくちゃそわれ)

行かなくちゃ　ソワレ

(よるがあけるまでさ)

夜が明けるまでさ

(もうすこしこのままで)

もうすこし　このままで

(あのかねのねはあかねさしたってやまない)

あの鐘の音は　茜差したって止まない

(じかんだあつまろうやぼうにかっさいえーるを)

時間だ集まろう　野望に喝采エールを

(みらいのはなしをさびしそうにきいてるきみに)

未来の話を　寂しそうに聞いてる君に

(ちかうよせかいにまほうがなくたって)

誓うよ世界に　魔法がなくたって

(ゆめはつづいていくおやすみにかわるよう)

夢は続いていく　おやすみに代わるよう

(なりやまないめろでぃーとどけて)

鳴りやまないメロディー　届けて

(みのがすなそわれぼくらもくげきしゃだ)

見逃すな　ソワレ　僕ら目撃者だ

(そうきゅうにてをのばした)

蒼穹に　手を伸ばした

(すいへいせんがうたたねしたって)

水平線がうたた寝したって

(とめどなくひびをつなぐかけはしわたったら)

とめどなく日々を繋ぐ　架け橋渡ったら

(いつのひかそわれきみにとどくまでさ)

いつの日か　ソワレ　君に届くまでさ

(なんどでもよびごえを)

何度でも　呼び声を

(ｓｔａｒｔａｉｌ)

【Star tail】

(きえないきせきたどって)

消えない軌跡辿って

(ｓｔａｒｔａｉｌ)

【Star tail】

(いくせいそうのはてへどこまでも)

幾星霜の果てへ　どこまでも

(ひとばんじゃかたりつくせないひげきも)

一晩じゃ　語り尽くせない　悲劇も

(ひとばんじゅうかたりあかせたらきげきになってゆく)

一晩中　語り明かせたら　喜劇になってゆく

(ｓｔａｒｔａｉｌ)

【Star tail】

(きかせてよ)

聞かせてよ

(ｓｔａｒｔａｉｌ)

【Startail】

(ひとすじの)

一筋の

(ｓｔａｒｔａｉｌ)

【Star tail】

(またたいたそわれいまだ)

瞬いた　ソワレ　今だ！

(ねいきをたてるたいようのめをぬすんで)

寝息を立てる太陽の　目を盗んで

(だいだっそうさにげだそうぜ)

大脱走さ　逃げ出そうぜ

(あさまだきそらをまたぐしおりをはさんだら)

朝未だき空を　跨ぐ　栞を挟んだら

(やくそくだそわれぼくがねむるまでは)

約束だ　ソワレ　僕が眠るまでは

(なんどでもまたあした)

何度でも　また明日

(はいけいそわれ)

拝啓、ソワレ

(きみへよみつがれる)

君へ詠み継がれる

(ぼくたちのものがたり)

僕たちの物語