僕みたいな君、君みたいな僕。初音ミク

(「こちらいつかごのあたし。おうとうねがいます、どうぞ」)

「こちら５日後のアタシ。応答願います、どうぞ」

(のいず。きこえないしゅうは)

ノイズ。聞こえない周波

(どこかとおくでかがやいてるあなた)

どこか遠くで輝いてるアナタ

(「こちらむいかごのあたし。おうとうねがいます、おーばー」)

「こちら６日後のアタシ。応答願います、オーバー」

(ほんのちょっとしたことでわかれた)

ほんのちょっとしたことで分かれた

(あたしとあなたをつなぐのは・・・)

アタシとアナタを繋ぐのは…

(ｓｌｙ．．．　ｏｎ　ｔｈｅ　ｓｌｙ．．．)

sly... on the sly...

(「こちらなのかごのあたし。おうとうねがいます、どうか・・・」)

「こちら７日後のアタシ。応答願います、どうか…」

(ねぇほんとはきこえてるんでしょ？)

ねぇホントは聞こえてるんでしょ？

(みすかしたかおでわらってるんでしょ？)

見透かした顔で笑ってるんでしょ？

(どんどんとおくなるなのかまえのあたし)

どんどん遠くなる７日前のアタシ

(よこでわらってた・・・、)

横で笑ってた…、

(「だれだっけ？あれ、おかしいな・・・」)

「誰だっけ？あれ、おかしいな…」

(そらがあかいよなんだかなつかしいいろ)

空が赤いよ　何だか懐かしい色

(”・・・おうとう３かいめ・・・”)

"…応答３回目…"

(＝＝＝＝＝ぼくみたいなきみみたいな)

=====僕みたいな君みたいな

(ぼくみたいなきみがすきで)

僕みたいな君が好きで

(はなすことでしかきずつけないすべをしらなくて＝＝＝＝＝)

離すことでしか傷付けない術を知らなくて=====

(「ごめん。」)

「ごめん。」

(「こちらとうかごのあたし。へんとうとどいた。どうも」)

「こちら１０日後のアタシ。返答届いた。どうも」

(とぎれとぎれでききとれたのは)

途切れ途切れで聞き取れたのは

(”ぼく・・・は・・・きみを・・・しら・・・な・・・くて”)

"僕…は…君を…知ら…な…くて"

(だんだんちかくなるはっきりときこえるあかいそらのしたで)

だんだん近くなるハッキリと聞こえる 赤い空の下で

(もういちどこうしんこころみますこんぷもげーともきるから)

もう一度交信試みます コンプもゲートも切るから

(「おうとうねがいます。」)

「応答願います。」

(つらい・・・つらい・・・)

ツライ…ツライ…

(”おうとう４かいめ”)

"応答４回目"

(＝＝＝＝＝ぼくみたいなきみみたいな)

=====僕みたいな君みたいな

(ぼくみたいなきみがすきで)

僕みたいな君が好きで

(はなすことでしかきずつけないすべをしらなくて＝＝＝＝＝)

離すことでしか傷付けない術を知らなくて=====

(でも＝＝＝＝＝きみみたいなぼくみたいな)

でも=====君みたいな僕みたいな

(きみみたいなぼくがすきだから)

君みたいな僕が好きだから

(いまさらだけどとどくころにはあいにいくよ、どうぞ＝＝＝＝＝)

今更だけど届く頃には会いに行くよ、どうぞ=====

(「こちらいまげんざいのあたし。へんとうとどいた、どうぞ」)

「こちら今現在のアタシ。返答届いた、どうぞ」

(「こちらいまげんざいのぼく。)

「こちら今現在の僕。

(かおみえるんだからこれはもうやめよう？」)

顔見えるんだからこれはもうやめよう？」

(「こちらいまげんざいのあたし。ないてもいいかな？」)

「こちら今現在のアタシ。泣いてもいいかな？」

(「どうぞ」)

「どうぞ」

(ほんのちょっとしたことでわかれた)

ほんのちょっとしたことで分かれた

(あたしとあなたつなぐのは・・・そう、”あい”)

アタシとアナタ繋ぐのは…そう、"愛"