運命の回り道

(もりをぬけろけがれをのせて)

森を抜けろ　穢れを乗せて

(かわをわたれひとのこよ)

川を渡れ　人の子よ

(やくいやくいひとかたすてて)

厄い厄い　ヒトカタ捨てて

(きたみちをもどれ)

来た道を戻れ

(ｗｅｋｎｏｗいまはまわるしかない)

we know　今は回るしかない

(しんぞうやぶれるそのときまで)

心臓　破れるその時まで

(きっとおゆるしにはならない)

きっと　お赦しにはならない

(あきらめてさおどろう)

諦めてさ踊ろう

(けんそうというけんそうごえ)

喧騒という喧騒越え

(げんそうにみたすがたまるでひなもよう)

幻想に視た姿まるで雛模様

(とじたとびらかたくむすばれきえ)

閉じた扉　固く結ばれ　消え

(もりをぬけろけがれをはらみ)

森を抜けろ　穢れを孕み

(きしをあゆめひとのこよ)

岸を歩め　人の子よ

(やくいやくいひとかたみたい)

厄い厄い　ヒトカタみたい

(きたみちもわすれ)

来た道も忘れ

(こわされたひなことばもなく)

壊された雛　言葉も無く

(ただただみつめた)

只々見つめた

(ひとのやくはひとのつみ)

人の厄は　人の罪

(それにきづかず)

それに気付かず

(こころにささるうらみのとげ)

心に刺さる　恨みの棘

(ひきぬきはしない)

引き抜きはしない

(いまだがわにながされぬやくのかたち)

未だ川に流されぬ　厄のカタチ

(もりをぬけろけがれをのせて)

森を抜けろ　穢れを乗せて

(かわをわたれひとのこよ)

川を渡れ　人の子よ

(くぅるりくぅるり)

くぅるりくぅるり

(まわっているのもうもどれはしない)

廻っているの　もう戻れはしない

(ｗｅｋｎｏｗいまはまわるしかない)

we know　今は回るしかない

(しんぞうやぶれるそのときまで)

心臓　破れるその時まで

(きっとおゆるしにはならない)

きっと　お赦しにはならない

(あきらめてさおどろう)

諦めてさ踊ろう

(けんそうというけんそうごえ)

喧騒という喧騒越え

(げんそうにみたすがたまるでひなもよう)

幻想に視た姿まるで雛模様

(くちはてたゆめひとつつみあげ)

朽ち果てた夢　ひとつ積み上げ

(ことのはにのせてはかぜにながしてる)

言の葉に乗せては風に流してる

(からりからりきこえてくるわ)

カラリカラリ　聞こえてくるわ

(もりにまどうひとのこえ)

森に惑う　人の声

(そろりそろりちかづいてくる)

ソロリソロリ　近づいてくる

(やくいやくいこえ)

厄い厄い声

(こわされたひとことばもなく)

壊された人　言葉も無く

(ただただくちいく)

只々朽ち逝く

(ひなのやくはひとのつみもとにかえらん)

雛の厄は　人の罪　元に還らん

(しんたいにそまるうらみのこえ)

身体に染まる　恨みの声

(はなれてはいかず)

離れてはいかず

(にどとかわにながされぬ)

二度と川に流されぬ

(やくのかたち)

厄のカタチ

(くちはてたゆめこどくをせおい)

朽ち果てた夢　孤独を背負い

(もりのなかにあらわれたかげゆれ)

森の中に　現れた影　揺れ

(こわされたひなことばもなくただただみつめた)

壊された雛　言葉も無く　只々見つめた

(ひとのやくはひとのつみ)

人の厄は　人の罪

(それにきづかず)

それに気付かず

(こころをかたるあまたのこえ)

心を騙る　数多の声

(にげられはしない)

逃げられはしない

(えいきゅうにかわをながれいく)

永久に川を流れ逝く

(やくのかたち)

厄のカタチ

(もりをぬけどこへにげるの？)

森を抜け　何処へ逃げるの？

(かわのほうがちかみちよ？)

川の方が　近道よ？

(ひとかたをくぎでうちつけ)

ヒトカタを　釘で打ちつけ

(きたみちをもどる)

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