Dancing in your hands

(むねがいたみいきをのむそのうつくしさにめをうばわれて)

胸が痛み息を呑むその美しさに目を奪われて

(うきあしだつむねがさわぐまたたくまにきみのとりこになって)

浮き足立つ胸が騒ぐ瞬く間に君の虜になって

(うしろがみをひかれるおもいできびすをかえす)

後ろ髪を引かれる思いで踵を返す

(ちもなみだもなくほねぬきにさせられて)

血も涙も無く骨抜きにさせられて

(いのふにおちるたちふるまい)

胃の腑に落ちる立ち振る舞い

(むちゅうでときのながれすらわすれて)

夢中で時の流れすら忘れて

(いぬもくわないそんなぼくと)

犬も食わないそんな僕と

(あいそがつきるまでそのてをとっておどらせて)

愛想が尽きるまでその手を取って踊らせて

(だんしんぐいんゆあはんず)

Dancing in your hands

(きのとおくなるあたまをかかえて)

気の遠くなる頭を抱えて

(そのすがたをめにやきつける)

その姿を目に焼き付ける

(あしもとをすくわれてもまだ)

足元を掬われてもまだ

(だんしんぐいんゆあはんず)

Dancing in your hands

(ゆめからさめない)

夢から醒めない

(すきとおるようなきみのてのひらでおどらせて)

透き通るような君の掌の上で踊らせて

(くびをながくしてまてどくらせど)

首を長くして待てど暮らせど

(きみにてすらとどかないなかずとばずのまりおねっと)

君に手すら届かない鳴かず飛ばずのマリオネット

(てんぐになっててだまとられた)

天狗になって手玉取られた

(ぼくはまたもにのまいえんじて)

僕はまたも二の舞演じて

(のるかそるかしゅびはかみのみぞしる)

伸るか反るか首尾は神のみぞ知る

(たけをわりみずがしたたってすきのないないきみにゆさぶられ)

竹を割り水が滴って隙の無い無い君に揺さぶられ

(うだつあがらなくてもさねつにうかされてまたひばなをちらす)

うだつ上がらなくてもさ熱に浮かされてまた火花を散らす

(だんしんぐいんゆあはんず)

Dancing in your hands

(きのとおくなるあたまをかかえて)

気の遠くなる頭を抱えて

(そのすがたをめにやきつけるあしもとをすくわれてもまだ)

その姿を目に焼き付ける足元を掬われてもまだ

(だんしんぐいんゆあはんず)

Dancing in your hands

(ゆめからさめないすきとおるようなきみのてのひらのうえでおどらせて)

夢から醒めない透き通るような君の掌の上で踊らせて

(ねをあげたいひびもさえないひびも)

音をあげたい日々も冴えない日々も

(きみというふぃるたーごしじゃめがくらむ)

君というフィルター越しじゃ目が眩む

(せぴあいろのせかいをかがやかせる)

セピア色の世界を輝かせる

(うしろゆびをさされたってかまわない)

後ろ指を指されたって構わない

(てにおえないほどはめをはずしてこうぜさあおどらせて)

手に負えない程羽目を外してこうぜさあ踊らせて

(だんしんぐいんゆあはんず)

Dancing in your hands

(きのとおくなるあたまをかかえて)

気の遠くなる頭を抱えて

(そのすがたをめにやきつけるあしもとをすくわれてもまだ)

その姿を目に焼き付ける足元を掬われてもまだ

(だんしんぐいんゆあはんず)

Dancing in your hands

(ゆめからさめないすきとおるようなきみのてのひらのうえでおどらせて)

夢から醒めない透き通るような君の掌の上で踊らせて